頑張って生きる。

元気だった主婦がある日突然、障害者になり、余命を宣告された。でも、頑張って生きようと心に決め一日を大切に過ごしてます。

お盆

2012-08-15 12:37:57 | Weblog
今年も猛暑の中、お盆がやってきた。

義母のいないお盆!自分のペースで出来る分、楽にできたように思う。
墓掃除も、おふくろを当てにできない!と、実感した我、旦那さまは、私が言うまでもなく、墓掃除に行ってくれた。仏壇の掃除も、せっせせっせと、してくれた。

今まで、お尻が重たかったのは「おふくろ」の存在だったんだと、嫁は思いました。

自分のペースで仏さんをお迎えする準備が出来、お花を花屋さんに取りに行くのも、親戚の墓にお参りに行くのも、旦那さまが着々と動いてくれたので楽でした。

おふくろがいるから、任しておいたらいい!と思ったのか、おふくろがいるから、好きなようにさせよう!と思ったのかそれは私にはわからないけど、いないと自分で動くんだ!と、思ったお盆です。

その、お盆の来客やお参りにも行かなくてはいけない時間の合間を縫って、NHKの方が取材にこられた。2~3日前に取材の依頼の電話があり、14日の午後・・・一番忙しい日なので、どうしようかと悩んでいましたが、私が伝えられることは伝えるきっかけがあるのなら、伝えていくべきではないかと、長男をはじめいろんな方の意見もあり、時間の調整をつけていただき取材を受けることにしました。

難病に対する法律が少し変わるようで、難病の中でも難病指定に認可されない難病について、いろいろと思いを聞かせてほしいと言われました。
患者数が少なくて認可されない難病って、かなり、たくさんあります。患者数が少なくても、痛み、苦しみ、しんどさ、辛さ、不安は一緒です。
かえって、患者さんが少ない分、同じ思いを共用したり相談したりするきっかけが少ないのが現実です。
私の病気も、そういう、希少難病の一つです。

だから、私がこうして伝えられるきっかけを頂いた以上は、伝えていかなければいけないのかなと、思います。お盆の真っ只中で忙しいのが現実でしたが、大事なことだったと今では思います。
どんなふうに放映されるのか、不安ですが、今では、取材を受けてよかったと思います。

何年も、何十年も前に、障害者の方がいろんなことを伝えていってくださったお陰で今、ディサービスを受けられたり、いろんな援助を受けることが出来たりしているのだと思います。そう、思ったら、輪つぃに出来る事は頑張らなくっちゃね!って、思います。

お盆も、明日は送る日です。友人の初盆のお参りに行ったら長男さんが挨拶に出てきてくれました。ゆうくんと同級生です。亡くなったときは7才で小さかったゆうくんも、もう、こんなに大きくなったんやなあ~と、その友人の子供さんを眺めてしまいました。

また、来年ね!って、しっかり送ってやろうと思います。

もう、ゆうくんって呼ぶのはおかしいかも?あの世でも、年はとるのでしょうか?
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