頑張って生きる。

元気だった主婦がある日突然、障害者になり、余命を宣告された。でも、頑張って生きようと心に決め一日を大切に過ごしてます。

生存確率

2005-09-27 22:28:49 | Weblog
今週は、病院の検査の週。まずは、眼科。緑内障の疑いで、視野の検査というのの2回目をした。目はじっと、一点をみつめ、電気がついたのが見えたら合図をするという検査だったが、前回したときよりも見える回数が少なかった気がした。
いよいよ、検査の結果と、診察。

「前より、ずいぶん、進んでますね。どうですか?両サイドが黒くみえたり、見える範囲が狭くなった気がしませんか?」

「両サイドが見えないという感覚はないんですが、とにかく、視力が悪くなったのか、老眼がすすんだのか、見難くなってきましたね。」

「今度、もう少し、詳しい検査をしたいと思いますので、予約していただけますか?」

「はい、わかりました。見えなくなったら困るんで、検査して治療できるものやったら、していただきたいです。」

そういう、やり取りをして、診察室を出た。
あ~あ、見えなくなるんやろか?いややなあ。

その、次の日(今日)は、内科の検査の日。血液検査に行って、後、CTの検査。結果を持って、ずいぶん待たされて内科の診察室に・・・

「いかがですか?お変わりありませんか?」

「はい。良くも悪くもなっていない感じですが。でも、やっぱり、腰は痛いですね」

「検査の結果ですが、再発は今のところ、見受けられませんね。」

「昨日、眼科で緑内障が進行してるって言われたんですが、また、眼科の先生とどうするか、相談しておいてください。」

「はい。わかりました。」

と、ないかの診察室を出た。とりあえず、3ヶ月前の検査からは、変りのないことで一安心。

先生が発病当時に宣告した、年数まで後、3年。
始めの手術がすんで、しばらく経った頃、夫と私が医者、3人に呼ばれて話を聞いた。エルドハイムチェスター病といって、めずらしい病気であること。治療法がないということ。最初の手術後、半年以内に亡くなる方が60%であること。今までの、最高生存率が7年だということ。今後、車椅子の生活になることを告げられた。
私が病気のことで泣いたのはそのときが一回きり。

あれから、4年。生存率が7年なら、私が、10年までのばしてやろうじゃないの!
死神もこんなおばさん、かなんわ!って、見放してくれるかもしれんわ!って、いつも、次男が言うが、私も、そのつもりでがんばるぞ~。

私が、死んで悲しんでくれる人がいる限り、元気でいなければ。特に、私の両親が元気な内は、がんばらねば・・・・
我が子を見送るなんて辛いことは、年老いた両親には、絶対、させてはいけない!心からそう思う。
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