このところいいお天気が続いているのに、何となく体調がイマイチでなかなか山に行かれないでいたが、
ようやく行ってこれた。
以前から行ってみたいと思っていた滝子山。
駅から駅に歩ける山は、車を持たない者にとっては本当に有難い存在。
滝子山はその名が示す通り、沢沿いを小さな滝を見ながら歩くコースらしい。
紅葉はどうだろうか?
コース 笹子駅~道証地蔵~鎮西ガ池~滝子山~初狩駅
中央線笹子駅を降りた登山客は20人ぐらいいただろうか。
以前行った笹子雁ガ腹摺山に行く人たちもいた。
えっと~、その時も間違えたのだが、反対方向の大月方面に戻るのはどっち~?
もう一度駅に戻ったら道標があった。
15分ほど国道を歩くとやはり道標があり、吉久保集落に導かれて行く。
正面に滝子山。
舗装路を10分ほど行くと橋が二つあり、ここで迷う。
地図によると林道が二手に分かれたところで左に行くのだが、ここでよいのか?
左の橋を行くと、何となく踏み跡はあるが雑草が生い茂りとても道とはいえない様相。
橋の手前には左に入る山道もある。
何度か行ったり来たりして迷ったが、まだ二俣道に着くには早過ぎる、
ということで手前の橋を渡り右手に行くことにした。
結局それで正解でこの先で林道の別れ道があり、向こう側にあった橋は使われていない橋のようだった。
ここは左に行きます。
右の林道に入ると、滝子山への直登コースがあるらしい。
道証地蔵。
登山道の入り口、道証地蔵に無事(!)到着。
沢沿いの道はさまざまに流れ落ちる滝がかかり楽しい。流れもかなり急だ。
しかしいったい山はどのぐらい水を貯めこんでいるのだろう?
いつも不思議に思う。
少しずつ標高を上げていくにつれ、周りの木々が色付いてきれいだ。
滝を傍で見たり遠くに見たりしながら登って行くが、
斜面のトラバースは少しザレていたりしてちょっと注意が必要だ。
赤が鮮やか。
何時の間にか白い空・・・。
紅葉がとてもきれいだった。
沢の流れと別れ、ようやく大谷ガ丸分岐に到着。
ここまで思ったより時間がかかってしまった。
緩やかに防火帯の道を登って行くが、およそ一月ぶりの本格的な歩きで足がちっとも進まない。
この幅広の道にボコボコとした土盛り。
これはイノシシに違いない。狭い登山道と違って開けている緩やかな斜面は格好の運動場だ。
以前雁ヶ腹摺山の時もこうだった。
あちらは大谷ガ丸?
ようやく鎮西ガ池の神社に到着。
池は枯れていた?
ここから急登となり15分ほどでようやく滝子山到着~。
最後にきつい登り~。
朝の青空はいずこに?
どんよりと曇ってきていたが、何とか富士山の頭が見えた。
山頂は案外狭く横長。
『この先少し行くと南アルプスも見えますよ。』と教えてもらう。
甲斐駒、鳳凰三山が見えた。
北側は南大菩薩の山々?
時折日が射し、風も強くなくあまり寒くは無い。
登って来る時は暑いぐらいで汗になってしまった。
山頂でお昼を食べ、1時下山開始。
今度は初狩駅に下る。
かなり急な傾斜で、落ち葉で木の根や石が隠れた道は滑りやすく、慎重に下る。
こちら側も黄葉がきれい。
中腹から植林帯をジグザグとぐんぐん下り、ようやく林道に辿りついた時には足もガクガク。
あとは舗装の道を初狩駅まで30分ほど。
標高差1000mの登降はけっこう応えた。
紅葉はそれほど期待していなかったが、けっこうきれいだった。
曇り空で日差しがあまりなかったのがちょっと残念だった。
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滝を見ながら、せせらぎの音を聴き、素晴らしい紅葉の中、最高ですねー。
紅葉が綺麗ですね。
素晴らしい写真で楽しめました。
今年は良い紅葉に恵まれません、秋が終わりそうです。
1000mの高低差は結構きついですよね。
紅葉もけっこう楽しめました。
いつものことですが、写真がどうもうまく写らない、帰ってから見るとがっかりです。
今月、ちょっとしたハイキングに行く予定です。
その時、紅葉が見られると良いのですが…
10月の栂池は、紅葉には早かったのです。
今年は、花も紅葉も行きませんでしたので、yutoさんがうらやましいです。
山にきれいに雪が降ったら、簡単なハイキングコースに行きたいと思っています。
京都とか人間の手が加わった紅葉より、自然の方がはるかに好きです。
それにしても、お元気で何よりですね。
いつも感心してますが、おひとりで登山 勇気がありますね。
私も登山歴 長かったですが、1人は一度もありません。方向音痴なのです。
紅葉はどんぴしゃに出会うのはなかなか難しいですよね。
その年によっても違うし。
今年は全国的に遅めだったのですよね~。
今度はきれいな紅葉が見られるといいですね。
スキーが始まるまでに行かないと、ですね。
tsubasaさんはアルプスのそばにお住まいだから羨ましいです。
笹子駅で行ったり来たりしました。
途中でも間違えそうになったり、沢沿いではこの道で本当にいいのだろうか?と思って後から来た人に聞いたりしたのです。
遭難しないように気をつけねば!