こんばんは。
オウジです。ハチオウジです。
前回の続きを
備忘録2
ステージ3
昨日の疲れが抜けない。
様子を見ながら平井と鍛造のアタックへの対応に加戦する。
数分間だけ飛び出したりする時間があって、まさか決まってしまうかとヒヤヒヤした。ちょっと脚がやばかったので。。
ちなみに距離は100キロほどと短いレース。乗り遅れると大変だ。
半分すぎ、逃げが決まる。平井が入る。
リーダーチームのアンドローニは逃げ切らせてもいい感じ。
焦ってスプリンターチームが追い出すも、ラスト5キロで50秒くらいあった。
「平井勝ったか!?いや、平井だから3位以内くらいか?」などと考えていた。
余談だか、本人もほぼ同じことを考えていたらしいw
もうやることがないのでジョンの近くにいつつ、集団について行くとまぁ猛烈に追走はしている。
どんどんアシスト選手がちぎれて行って、時速60キロほどでラスト1キロへ。
あれ、なんか前になんかある。。
平井を含む10人ほどがほぼ止まっている!
なんでもラスト1キロで突然牽制が入り停止したとか。
ラスト500メートルで追いついてそのままスプリント。
データでは時速68キロまで加速して、それ以上はどうやっても踏めずに終了。
さすがにあの速度は比較的スプリントがあるオウジでもどうにもならん。
とりあえず、午後は全て移動時間。
ちなみに、食事はヤバいと噂だったのですが、かなり良い感じ。
むしろ持って行き過ぎた缶詰を処理するのに時間がかかってしまった。
さんまの蒲焼とか、こんなに美味しいとは知らなかった。新発見だ。
調子に乗って普通にホテルの飯とか食べてたけど、街で見た肉の扱いに再度気を引き締めることに…
露店で肉売ってます。。
しかもどこの肉屋もこのスタイル。
ホテルの外見に惑わされずに、食材を見極めなければならない。まぁ感覚だし、結局は運だけど、、
第4ステージ
スタートから約5秒。
アタック。
3名ほどで決まる。。
いやー先は長いよ?!
4名合流で7人で最初のスプリントポイントへ。
スプリントを取られてはまずいメンバーは居ないし、オウジはゴールのみ狙っているのでパス。
さぁあと80キロという時に、なぜか2人脱落。。5名になって、先頭に順番が早く回ってくるようになる。
ちなみに120キロの平均時速は47キロ。。
つまり巡航時は時速50キロで走り続けたってこと。5人で。。
速くないですか?周回コースなんで、追い風じゃないですよ。。
そうです、速かったんです。
結構ギリギリで、ゴールまで行っても、1位か、悪くて3位か、なんて少し弱気なことを考える。あれ、誰かと一緒だw
ラスト20キロ。
もう誰も脚を残してる感じじゃない。
2分弱。
10キロで1分。ヤバいな。メンバー的にもうペースは上がらない。
しかも道幅もあって集団有利。
全力を尽くすが、連日のギリギリキャッチのミスが影響したのか、早めに捕まえに来た!
ラスト5キロ。終了。
ゴールを見守っているとジョンが空を飛んだ。。
怪我は大丈夫そうだったが、無念だ。
夜のホテルはそこそこ高層階だったけど、窓割れてて、シートで補強されてた…
普通にヤバいと思う。
翌日は1200キロの移動日。
おー、なんかすごい!
事故ったら埋められるとか話しながら乗り込む。
結構快適!
でも5時間はキツかった。。
駅までバスで2時間、なぜか3時間待たせて5時間電車で、そのあと2時間バス。
ありえんだろ!と、どのチームも言ってるが、もう笑いながらである。
ホテルはテーマパークの隣接ホテル!ディスニーアンバサダーホテルのようなもの?
おーすごい!
と思ったら、
翌朝見たらなんかすごい汚かった。。
最終第5ステージ
最後のチャンス。意気込んでスタートラインへ。
スタート!
信じられないくらい身体が重い。
一瞬だけ総合でサルバの順位を入れ替えそうな選手が飛び出して、パブロ監督から「オールライダーフルガス!」の指令があったけど、集団は止まってないし、様子を見ながら上がっていくと、上がりきる前にキャッチ。
チームカーに伝わる情報と集団の流れにちょっとだけ差があった。
あとはただ高速でゴールへ。
ラスト10キロで30秒ほど先行してしていたグループがいたので、ジョンの為にローテーションに加わる。
一時、NIPPOの内間、平井、鍛造、オウジで並ぶ場面が。日本人いっぱいだw
30秒を10秒に詰めて終了。
スプリンターチームが最後は合わせて、ラスト2キロでキャッチしてスプリントへ。ジョンが4位。
これにてTour de China終了。
帰りもわちゃわちゃしたし、NIPPOに関しては飛行機に乗れなかったりしたみたいだけど、無事に帰国。
以上。
初めての中国はなんか色々すごかった。
ハイビームで走る続ける車とか、どこでもタバコを吸ってるとか、考えるべきだと思うことも多数あったが、逆にエネルギッシュな部分もあり、日本も頑張らねばと思うところも。
でも、羽田について静かなパーキングエリアや首都高C2のトンネルの路面や照明の完成度はやはりまだまだ負けないね!
レースの方は「畑中はアジアでは倒れるぞ!」とのジンクスを覆した!
って、それだけじゃダメだけど、しっかり勝ちを狙える走りをできたし、自分自身に期待もできた。
移動が多すぎて落ちてしまったパフォーマンス数値をしっかりあげて、これからの大事な時期に合わせれば、きっと結果を出せるだろう!
苦しい練習期。
頑張ります。