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映画「クレアモントホテル」

2011年06月16日 | 映画
ミニシアターに変身した地元映画館に
遅れて上映が決まった映画「クレアモントホテル」観てきました~
もう少し早く上映してくれると、ホントにうれしいのですが・・・。
映画の情報忘れてしまいそうなので^^;



英国ロンドンの街角に、あわただしい時代から取り残されたようなホテルがある。
ホテルの名は、クレアモント。
長期滞在型のこのホテルには、人生の終点に近付いた人々が
引き寄せられるようにやって来る。
彼らはそれぞれに孤独ながらも、ユーモアやウィットを忘れない。
パルフリー夫人もその一人だった。
ホテルの住人達の関心は、誰が訪問してくるかということ。
しかし、夫人の所に娘も孫も訪ねてくることはない。
ある日、小説家志望の青年と出会った夫人は、彼に孫のふりをしてもらう事に・・・。


サラ・パルフリー(ジョーン・プロウライト)とルードヴィック・メイヤー(ルパート・フレンド)

イギリスのお金持ちの老人は、人生の最後にこうした長期滞在型のホテルに
住んだりするのですね~
日本にもあるのでしょうか??
身の回りにお金持ちがいないので分かりませんが・・・。

パルフリー夫人は、最愛の夫を亡くして独りになってしまったときに
娘から自立して生きる事を選び、このホテルに住むようになります。

自立する、ってどう生きる事なのかな。
頼ったり、泣き言を言わないって事なのかな。
お金の心配をさせないって事なのかな。
家族といってもそれぞれに生活や事情があるだろう。

やる事があり、忙しくしている時には感じなかった寂しさに気づいたとき
人はどうすればいいのだろう。
やることを失くして、有り余る時間だけが目の前にあったら
孤独に打ちのめされてしまう事だろう。
映画を観ながら、ずっとそんな事を考えていました。



そんな中出会う好青年ルードヴィックとの楽しい時間。
人はやはり人との関わりの中に生きるしかないのですよね。

一つ言える事は、年をとってもしゃんとしていないといけないな、ということです。
そうしないと、家族はもちろん、他人とだって関わりあっていけません。
生きている事を寿んでくれる人がいることが、幸せなのですね。。


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