趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

向田邦子さん

2011年10月04日 | 映画
随分前に録画していた映画『あ・うん』を観ました。
この映画は1989年公開で、観に行きませんでしたが
公開されていた当時をよく覚えています。
何故かというと、原作者・脚本家の向田邦子さんの大ファンだったからです。

「あ・うん」は、私にとっては小説なのです。


でも、個人的には高倉健さんと、富司純子さんのファンでもあるので、
映画は楽しみな視聴となりました。

以前、富司純子さんがインタビュー番組に出演されている時に、
最も印象深く心に残っている作品として『あ・うん』を挙げられていたのです。
そのこともよく覚えていました。
NHKやTBSでドラマにもなり、観ていたと思います。

ドラマ『時間ですよ』、『寺内貫太郎一家』で注目して
名前を追いかけるようになりました。
それは、飛行機事故でお亡くなりになるまでずっと続きました。
読みつくしてしまい、もう作品は無いと知った時、
とても悲しかった覚えがあります。
もっともっと面白い人間ドラマを書いて欲しかったな・・・。

向田作品ドラマによく登場されていた、
俳優の杉浦直樹さんもお亡くなりになってしまいました。
ドラマの「あ・うん」に登場されていました。

向田作品からずいぶん遠ざかってしまっていました。
今回映画を観る事で、様々な思いが蘇ってきたのです。
夢中になっていた物たちを、もう一度翻ってみたくなりました。
これって、ただの懐古趣味??なのかしら。。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あ・うん (okada)
2011-10-14 18:56:50
Pokeさん、こんばんは。
またまた記事のおかげで、前に録画してあった映画『あ・うん』を見ることができました。確かに、味わい深くてとてもよかったです。富司純子さんのユーモラスな演技はすごく新鮮な驚きでした。健さんもかっこよかったですし。

向田邦子さんがお好きだったんですね。今でも根強い人気があるようですね。ドラマ『時間ですよ』、『寺内貫太郎一家』は僕も好きでした。小説の方はまだ読んだことがないので、読んでみようと思います。
返信する
小説 (Poke)
2011-10-17 18:02:08
オカダさん、こんばんは。
映画『あ・うん』もご覧になったのですね~
この所番組改編で観たい番組が無かったので、
録画したものの整理を兼ねて、片端から観ていました。
結構観たのですが、期待はずれが意外に多くてびっくりしています。
もう少し映画の記事がアップできると思っていたのですが・・・。

大学生の頃、向田邦子さんにすっかり魅了されて、次々読みまくりました。
私は、ドラマよりもお書きになったモノを読む方が好きだったのです。
でも、小説「あ・うん」は、ひと月位前の朝日新聞の紙上読書会で男性陣に随分不評でした。
門倉と水田の関係が気持ち悪いと・・・。
へ~と思って読んだ事、思い出しました。。
返信する

コメントを投稿