世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

雑感~故郷を訪ねて

2015年04月11日 | 国内旅行

これを菜種梅雨と言うのでしょうか。

そろそろ暖かくなっても良い頃と思いますが、相変わらずの寒さと雨模様の空。

しばらくはこんなお天気が続きそうですね。寒さに強い我が家でも時折暖房を入れています。

東京近郊ですら、今年は入学式が「雪」という所が多かったのではないでしょうか。

この時期に雪が降ることはそんなに珍しいことではなく、数十年前の息子の高校の入学式も雪でした。

初めて革靴を履いた息子が危なげに恐る恐る歩いていたことを懐かしく思い出します。

そういえば大学の入試の日も雪でした。交通機関は乱れに乱れ、ハラハラドキドキしたのも息子のときでした。

よほど雪に縁があるようですね、息子は!

 

さて帰郷の番外編とでも言いましょうか。もう少し書かせてください。

よく言われますが、広島の街は「路面電車の動く博物 館」。

 

最新型の3両連結ノンステップ電車から、クラシカルなレトロな電車まで、いろいろな電車が走っています。

鉄道ファン、いえ電車ファンにはたまらない街でしょう。

7年前、広島を訪れたときは、まだまだ沢山のレトロな路面電車が走っていました。

私もこの路面電車に乗って、小学校、中学校へ通った懐かしい電車です。

ところが今回、私が街に出て見かけた以前の電車は1台のみ。あまり走っていないように思いました。
(写真を撮り損ねましたので、ホームページからのコピーです)

まるでヨーロッパのトラムを思わせるハイカラな路面電車ばかりになりました。

実際にドイツから貰い下げてもらった電車だと聞いています。

この電車、市民にとっても観光客にとってもは足代わりの大切な交通機関なのですが、

中心部はこの電車のために車で走るのはかなり運転秘術がいりそう!

広島の街を愛車で運転するのはかなり勇気が要ります。友達は見事にハンドルを操っていましたが。

電車には今時珍しい車掌が居て、窓を開け、首を突き出し、常に車との接触を気にしマイクで呼びかけているようでした。

これも聞いた話で正確ではありませんが、広島では車と路面電車との接触事故は日常茶飯事とのこと。

また交通機関では何よりも路面電車が優先されているとも聞きました。それなら地下鉄は?

三角州の上に形成された広島の街は地盤が軟弱で地下鉄は作れないのだそうですね。

とても美しい街だけに、中心部の車の渋滞解消はなんとかならないのかな~と残念に思いました。

 

久しぶりに会って愉しい時間を共にした彼らの私への印象!少々驚きました!

やることがすばやいというのです。そうかな~?自分では全く気づきませんが・・・。

まず歩くのが速い!何事も準備が速い!ついでに喋り方も速い!

これって褒められてるの?けなされてるの?

中学時代の私の印象と随分違ってきてるようです。私もせっかちな都会人になったってこと?

というよりも、これらは日々の私の生活スタイルに原因があるようです。

歩くのが速いのはゴルフの、準備が速いのは最近のツアー参加の影響かな。

喋り方の速いのは・・・・・よく分かりません。

皆は褒めているつもりのようでしたが、私は友の私への印象に少々ショック、反省しています。

せっかちな、気ぜわしい人間に思われるのは私の目指す人間像ではありません。

これからはもっと心にゆとりを持って、物静かに振るまうことができればと思っていますが・・・できるかな?

 

新幹線の窓から、夜のネオンの灯かりが徐々に増え、不夜城の大都会が近づくにつれ、

どこかホッとする感情が沸き起こったのには我ながら不思議に思いました。

今の私にとっては、もう東京が最も居心地良い自分の場所なのでしょうか。

 

「故郷は遠きにありて思うもの、そして悲しくうたうもの」(室生犀星)

 

 

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コメント (8)
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