ようやく晴れました!
お天気がはっきりせず、最近夫婦共々少々運動不足にて、うずうずしておりました。
まるで梅雨の晴れ間を狙うように、夫婦でハイキング即決!近場で山桜の名所生藤山(990m)に出かけました。
皆さん、考えることは一緒のようです。日曜だろうと、今回だけは混み込み覚悟です。
土日の山には比較的少ない中高年が昨日は大半で、最近良くみかける若者は生藤山に限っては少なかったです。
やはり桜への関心度が私たちの世代は高いのでしょうね。
ところがその桜!まったくと言っていいほど咲いていませんでした。ここ数日の寒の戻りで蕾を固く閉じてしまったのでしょう。
ちょっとがっかり!でも久しぶりの青空に(午前中だけ)、気もちのよいハイキングでした。
富士山も、少し霞みがかっているものの、最後まで肉眼ではっきり見ることができました。
山頂近くはまだまだ冬枯れの山道で野の花も見かけませんでしたが、裾野の山里は春爛漫。桜は見ごろ!
ミツバツツジと桜との競演で、まるで桃源郷のようでした。
生藤山は2回目です。この山もいろいろなルートがありますが、今回も一般的なルートで上りました。
中央線上野原駅8:10発の井戸行きバスに乗り(超満員)、石楯尾神社下車。殆どのハイカーがここからスタートです。
三国山までは整備された歩き易い上りがダラダラと続きます。
このあたりは山桜咲く尾根道のはず。でもりっぱな桜の大木にはお花は無し!
やっと見つけた可愛い桜の花。
全てが樹齢何年かを思わせる大木、足元ばかりみて歩いていると桜を愛でることはできません、お気をつけて!(苦笑)。
8時55分登山口をスタートして10時半三国山到着。ここから生藤山までは20分足らずかな?
しかしここが難所で、一旦下り急な岩場の上り。生藤山からはまた同じぐらい急な下り。下りの方が怖いです!
茅丸は巻いて、後は醍醐丸まで上り下りを繰り返しながら徐々に下っていきます。
醍醐丸までくれば、私は高尾山系を高尾から生藤山まで繋いで踏破したことになります。
前回は途中「山の神」より和田のバス亭に降りましたので、醍醐丸までは行っていません。
前回の記事はこちらです。
醍醐丸から数百メートルのところに和田峠に行く道と和田のバス停に行く道との分岐点、醍醐峠があります。
その分岐点から和田峠を通って陣馬高原下バス停までは4,8キロ、和田のバス停までは半分の2,5キロ。
ショートカットに目が眩みました。和田のバス停への道を選択。が、これは失敗!
樹林帯の全く面白味のない荒れた道でした。ただひとっこひとり会わない静かな山道であったということ、
イチリンソウの群生地に出会えたことは幸いでした。
<まだまだこれからでしょう!咲き乱れると見事だと思います>
2時40分、和田のバス亭に到着。休息を含めて約5時間半の爽快なハイキングでした。
今日もご訪問有難うございます。天候不順の折、くれぐれもご自愛ください。