9/18 (木) 晴れ
どうやら雨脚は遅れているようだ。早めに上富良野のキャンプ場に向かおう。
上富良野町日の出オートキャンプ場は街に近く、温泉施設に歩いて行けるし、景色も良いキャンプ場なのだ。
コインランドリーもあって、トイレも綺麗、段々になったフリーサイトは空いているし、ゴミも捨てられる。
管理の方々は優しく、フリーサイトの料金は500円、バイク旅の拠点としてお勧めできる素晴らしいキャンプ場なのだ。
層雲峡から上川に下り、そこから旭川紋別自動車道に乗った。今日は移動メインなので、いつもは使わない自動車専用道路を使ったのだ。
愛別で一般道に出て当麻を経て上富良野を目指した。美瑛の街が近くなると道路が混み出してきたので、国道から外れて適当に走ってキャンプ場を目指した。
たぶん、どちらを走ってもそんなに時間は変わらないのだろうけれど、緩やかな丘を走る道は気持ち良いのだ。
キャンプ場に早々と着いてテントを張った。雨は降りそうになかったので富良野に向かった。富良野へは以前2回立ち寄って食べることのできなかった支那虎のラーメンを食べるためだ。
初めての店なので定番の支那そばを注文した。スープを口に入れると焦がし醤油の色の濃さを裏切るあっさりとしたスープで魚の出汁がよく効いていた。
普段外食しないので、こう言う薄味のスープが好みなのだ。美味しいので一気に食べてしまった。
いっぱい時間はあるので道々をゆっくりと流してメロンを食べに行こう。
中富良野にある、とみたメロンハウスでカットメロンをいただく。甘くてジューシー、皮までいけちゃいそうだが、そこそこにしておいた。
そのあとはメロンパンを食べた。中には餡が入っている。ここはもちろんメロン餡だろう。
おなかがいっぱいになったので、隣のファーム富田に向かった。
なんで入口がすぐにないのだろう。と不思議に思っていたら、とみたメロンハウスとファーム富田はまったく別の会社なのであった。
ファーム富田は家族や友達と来るのに最適な観光施設だが、おっさん一人でも十分楽しめるのだ。
ここで香水を作っているところを見ることができる。おばちゃんが化学実験をしているようだ。
この時期、ラベンダーはほとんど終わっているが、鮮やかな花を見ることができる。
域内を走るファーム富田のスクーターはラベンダー色であった。
キャンプ場に戻ってフラヌイ温泉、ふじスーパーと僕にとって定番の場所を回った。
秋刀魚の刺身、地元の豚肉と野菜の炒め物、ビールはサッポロクラシック、北海道にいることを実感する。
さて寝ようと思ったら隣のテントの男性が咳をし続け、マットの音をキュッ、キュッとさせ続けて、五月蝿くてかなわなかった。
寝られないのなら音楽を聴こう。中島みゆきのアルバムを3枚聴いてようやく眠りにつけることができた。
と思ったら一晩中隣のテントから音がして何度か目を覚ましてしまった。うーむ。