風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

あなたはすごいです

2006-11-01 | 中島みゆき
BS2で放送された吉田拓郎&かぐや姫 in つま恋の総集編を観た。アメリカに来る前にロケフリを設置してきてほんとうによかった。もちろんお目当ては中島みゆき

みゆきが拓郎に書き下ろした「永遠の嘘をついてくれ」、うたが始まってしばらくしてすっと舞台の袖からみゆきが登場。大歓声があがる。白いシャツ、ジーンズにラメ入りのベルト。最近の彼女はこの衣装が似合っている。華奢な体からは想像できない存在感のある声、流し目にくらくら、妖婉さはただものではない。海を越えてやってきた映像の品質は悪くてもみゆきの迫力は衰えていない。最近、みゆきは死なないんじゃないかって思ってるのだ。歳をとるたびに美しさを増していくのだ。

みゆきは顔がちっちゃいので、拓郎が向こうに映っても拓郎の顔が大きく見える。それより後ろで指揮をしている瀬尾一三の顔はもっと大きくて遠近が逆転してる。指揮をする彼の姿がめちゃくちゃみゆきにかぶってた。でも、瀬尾サウンドはみゆきには欠かせないし、バンドのメンバーもみゆきと拓郎でほぼ共通なもんだから全然違和感がなくてよかったぞ。ちなみにぼくも大きい顔の持ち主なので遠くにいても近くにいるみたいなのだ。

歌い終わるとみゆきはまたすっと去っていったのだった。かっこ良すぎ。あんな大人にぼくもなれるだろうか。みゆきを追いかける旅は続くのだ。
コメント
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