YUKI

言語、言語で表現できることすべて

スティーブ・ジョブズの「現実歪曲フィールド」、世界を覆う

2011-10-22 13:27:00 | Weblog
ノーベル賞は、原則、発明家に与えられるが、
発明する人、商品化する人、改良する人、流通させる人がいなければ、物は陽の目を見ない。

スティーブ・ジョブズが他界し、主要メディアはこぞってジョブズねたを取り上げ
祭り上げが一段落したところで、今度は、こき下ろし体制にはいりつつある。

いわく、ジョブズは何も発明しなかったし、技術者ではなかった。

しかしジョブズの功績は、そのビジョンとプレゼン能力、経営手腕にあるのであって、
革新者、伝道師としては当代最高と言って間違いない。

挫折の繰り返し、敗者復活戦の連続だった彼の人生もまた、興味深いものである。

東洋思想・仏教への傾斜がその根本にあった、彼の発想が
西洋人にこれほどウケルというのも面白い。

用意周到に、伝記もプロデュースしており、それによれば
ガン手術をなぜか拒否し続け、死期を自ら早めてしまったという。

この致命的判断ミスだけは、ジョブズも敗者復活できなかったのだろうか…

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ジョブズ氏、腫瘍手術を当初拒否=決断遅れを「深く後悔」―伝記著者
時事通信 10月21日(金)13時21分配信

 【シリコンバレー時事】米アップル共同創業者の故スティーブ・ジョブズ氏(享年56)が、
死去につながったとされる膵臓(すいぞう)腫瘍の摘出手術を
いったん拒否していたことが20日分かった。
全米で発売される同氏の初の公認伝記「スティーブ・ジョブズ」の著者が
4大放送網CBSの人気番組「60ミニッツ」(23日放映予定)で明らかにした。
 ロイター通信などが伝えた同番組の内容によると、
ジョブズ氏一家を3年間取材したという著者ウォルター・アイザックソン氏は番組で、
ジョブズ氏は「食事や心霊術、あらゆる療法を試みたが、手術だけは嫌がった」と語った。
同氏は2004年の診断後、家族の説得を9カ月間拒み続けた末、最終的には手術を受け入れた。
ジョブズ氏は決断が遅れなければ一命を取り留める可能性があったと深く悔やんだという。 
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やはり原著!

Steve Jobs
クリエーター情報なし
Simon & Schuster

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