昨日の午後、綾里小の一年生が、つむぎの家の裏山に、落ち葉や木の実拾いにやってきました。
黄色の安全帽をかぶり、手にはビニール袋を持ち、小さな体でカタクリ山に元気良く登って行きました。
ヤマグリのイガを拾い、食い入るように見つめています。
子どもたちは、どんなものにも興味津々。
切り株の根元には、フリルの付いたカワラタケが群生していました。
「うわー きれい!」と手にとって観察、興味はつきません。
「赤い葉っぱだ!」と紅葉したヤマモミジを見つけ、木に登って取ろうとしているようです。
こちらでは、落ちていた木の枝を拾い、腰を落として「??の、??おばあさん!」とアニメの一場面を演出し、悦に入っている愛らしい姿を見せてくれました。
大きな手のひらのような形の葉っぱを見つけ、「これなんですか?」と、
「ハリギリという刺のある木の葉っぱだよ!」とその樹のところに案内しました。
「わー 大きな木」「黄色い葉っぱもある!」と樹を見上げて感嘆の声。
”行ってはいけないところ”を担任の佐々木先生が説明したのにも関わらず、 冒険好きな子供たちはいつしか忘れて探検を始めたようです。
初冬のカタクリ山でたっぷり1時間、落ち葉や木の実を拾い、自然と触れ合った子どもたちの集合写真です。
宝物のいっぱい詰まったビニール袋を手に、かわいい笑顔を見せてくれました。
貴重な授業時間をさいて、子供たちを自然の中に連れ出してくれた担任の先生に感謝し、カタクリ山を下りる子どもたちの後姿を追いながら、”自然大好きになってね”と密かに声援を送りました。