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大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

里山を彩る花

2012年08月23日 | 草花

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ナツズイセン(ヒガンバナ科)

ナツズイセンは、葉と球根がスイセンに似て、夏に花が咲くことに由来。

今、畑の片隅でピンク色の花が美しく咲き誇っています。春に線形の葉を広げ、花が咲くころには葉がなく、「ハダカユリ」とも呼ばれています。

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ツルボ(ユリ科)

先祖の墓前の土手に、ツルボが咲き始めました。

お盆前に草刈りをした後、つくしのような頭をだし、見る間に花茎を伸ばし、うす紫色の可憐な花を付けました。

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ツルボは、小さな集団花で花ビラは平らに開く。

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キツネノカミソリ(ヒガンバナ科)

キツネノカミソリは、早春に展開する葉の形がカミソリに似ていて、花の色がキツネの体色をイメージさせることに由来。

盆前に草を刈って一掃した土手に、花茎を伸ばし、オレンジ色の花を一斉に咲かせました。

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キツネノカミソリの花弁は斜めに開き、雄しべは花弁と同じ長さで淡黄色の葯が目立っています。

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里山の土手を彩るキツネノカミソリ

キツネノカミソリはお盆に、ヒガンバナはお彼岸に花が咲き、ご先祖様との因縁が深い植物ですね。早春に葉が開き、花が咲くころには枯れることや、いづれも毒草と言う特徴も似ていますね。

ナツズイセン、ツルボ、キツネノカミソリと草刈り後に、花茎を伸ばし花を付ける草花が今、里山を彩っています。