アジアイトトンボ
体長３㎝ほどで、糸のように細くてきゃしゃな体のトンボです。
今、田んぼの中で盛んに交尾活動を繰り広げています。
稲に止まって交尾中のアジアイトトンボ。
形の整ったハート形は、見られませんでしたが美しい光景です。
正面から見た交尾中のアジアイトトンボ。
真ん中の雌を巡って、アジアイトトンボの雄が両側から交尾のチャンスを狙っています。
アジアイトトンボの雄。
あまりにも小さくて見落としそうな大きさですが、腹部先端のブルーの紋が存在を主張しています。
アジアイトトンボの雌の幼体、オレンジ色をしていて、別種かと思いました。
アジアイトトンボの成熟した雌、地味な緑色をしています。
今田んぼの中では、稲の背丈を超えてヒエが生長し、たくさんの実をつけています。
一株ごとに手作業で雑草取りをしたのにもかかわらずに、稲の株間に隠れて育ったヒエを抜く作業（おんべ取り）は大変ですが、田んぼを飛び交うアジアイトトンボに癒されます。又成虫は、田んぼの害虫のウンカやヨコバイを捕食してくれ、田んぼの益虫として無農薬栽培に貢献しています。