大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

オオエグリシャチホコ

2012年08月25日 | 昆虫

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オオエグリシャチホコ(シャチホコガ科)

青々とした水田の株間に、3㎝ほどの淡褐色の物体に目が留まり、上から覗くとつぶらな目のかわいい蛾、オオエグリシャチホコでした。

幼虫は、フジやイヌエンジュを食べて育ちます。

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そっと手を差し出すと、指に乗ってきました。はがれおちた樹皮のようです。

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上から背中を見ると、ドキッとするような顔に見えました。

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斜め正面からの姿は、立派なたてがみのライオンのようです。

木切れに擬態したオオエグリシャチホコは、緑一色の田んぼの中は、場違いと思いましたが、捕食者の鳥がついばむには不都合な稲の株間でした。

木の幹だけではなく緑の草陰でも、アングルによって変身するオオエグリシャチホコ、模様を読み解く面白さに魅せられました。