軒先につるしたこえだ柿が、1か月ほど寒風にさらされ、陽の光を浴びて実がしまり、自然の力で、美味しいコロ柿が出来上がりました。
先月の12日に、柿の収穫から皮むき、柿つるしをした息子の友人、久保井氏が、友人の小沢さんらの3家族分の干し柿を、軒先から下ろしています。
つむぎの家にやってきた久保井さんは何かお手伝いをしたいと、里山整備で出た丸太を、風呂木用の大きさにチェンソーで切っています。
次は薪割に挑戦です。最初、太い丸太がなかなか割れませんでしたが、薪割のコツを覚え、うまく割れるようになり、腰を痛めながらも割った薪の山を見て満足の様子でした。
お土産に、熟し柿をもいでいます。
この時期、枝に残った柿は、木熟し、寒さで渋が抜けて、とろりと甘くておいしい柿になります。
今年の柿は、小粒ですが枝が折れそうなほどたわわに実をつけました。
昨朝、雪らしい雪が降り、柿の枝木にもうっすらと雪化粧をほどこしてくれました。柿の木の老木の枝ぶりにオレンジ色の柿と雪のコントラストがとてもすばらしく、見ているだけでほっとする私の大好きな原風景の一つです。
綿帽子をかぶった柿の実、今にも絵本の世界に飛び出しそうです。
間もなく冬至、これからが冬本番の厳しい季節になりますが、四季折々の里山風景に抱かれ、日々自然と共に過ごしています。