カツラの木は、我が家のシンボルツリーです。
甘い香りを放ち、四季折々の美しさ見せてくれましたが、すっかり葉を落としました。
大小迫ではカツラを「お香の木 」と言って葉を乾燥し、臼でついてお香を作っていました。
カシワ(ブナ科)
端午の節句に餅を包んだ柏の葉ですが、褐色に色づいた枯れ葉は、冬でも落ちずに枝先に残っています。
葉をつけたままで寒い冬を乗り切る選択をしたようです。
アカネ(アカネ科)の果実
マサキの垣根を這い上がっています。
根は,茜色の染料や利尿などの薬用として使われますが、四角い茎の稜に下向きのとげがあり、繁殖しすぎると少々厄介者です。繁殖を広げる前に実を収穫し、染料につかってみようと思います。
スズメウリ(ウリ科)
直径1㎝ほどのスズメウリが、鹿柵ネットを伝って広がっています。緑色だった実がいつしか透明感のある灰白色に熟してきました。
アラゲキクラゲ
三浦半島ではよく出会ったきのこだが、ここ三陸ではなかなか会えませんでした。懐かしくて早速みそ汁に入れて歯ごたえを味わいました。
畑にヤマドリの雄の羽が散乱していました。採食時に天敵に襲われたようです。
イタチ、キツネ、?誰の仕業でしょうか?
冬を迎え里山では、早朝や夕暮れ時の人目につきにくいところで自然のドラマが繰り広げられています。