冬枯れの鈍色を背景に、青空に映えるオレンジ色の三陸こえだ柿。
鹿の食害から逃れた高枝の柿が、両腕をいっぱいに広げて小鳥たちの訪れを待っています。
フキバッタでしょうか。ゴソゴソと枯草の中から、日差しを求めて顔を出しました。
厳しい冬を前に、オレンジの暖色の温もりの中でじっとしているセスジツユムシ。
数は少なくなったが、いまだ師走の里に舞うアキアカネ。枯葉の上で日向ぼっこ。
ため池に浮くアキアカネ。
流れに身を任せているトンボや泳いでいるかのように水の中で羽ばたきしているたくさんのトンボ、ヤゴとして幼虫期を過ごした場所を選んで、アキアカネは最後の命を終えるのでしょうか?