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大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

パチンコを持ってやってきた綾里っ子

2011年12月11日 | 綾里っ子

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一昨日の夕方、ユウト君とリュウイチロウ君が前日につくったパチンコを持ってつむぎの家にやってきました。あたりは薄暗くパチンコをはじいてもどこまで飛んだか目で追うことができません。そこでブロックの倉庫で跳ね返る音を聞きながら玉の行方を確認しています。

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なかなか思い通りにはいきません。3~4発に1発ぐらいの当たる確率です。

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その後、ユウト君が図書室から借りてきたと昆虫図鑑を読み始めました。もう野外に昆虫は見当たりませんので、図鑑を見て楽しもうと思ったのでしょうか。二人は、長屋の明かりのもとで図鑑を開き、チョウの翅の模様の見方にうなずいてます。

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ふと、縁側の片隅にカマキリの卵があったのを思い出しました。

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「カマキリの卵があるけど見に行く?」というと二人は即座に動き出しました。

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卵を見た二人は、お家に持ちかえって育てたいというので、カマキリの卵がついた枝ごと捕りました。

「どうやって育てればいいの?」「春までは、このまま花瓶にでもさしておけばいいけど、卵がかえるとたくさんのカマキリの赤ちゃんが出てくるので暖かくなったら虫かごのほうがいいかな」「えー10匹ぐらい?」「10匹どころではない、100匹も200匹も出てくるよ」「餌はどうすればいいの?」「昆虫を食べるけど、餌が大変だから、卵からかえったら外に逃がしたほうがいいよ」「うん わかった!」と興味津々。

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ユウト君とリュウイチロウ君は、カマキリの卵がついた枝をそれぞれ手にして、家路に向かいました。

月明かりと一番星が綾里っ子の行方を見守っていました。