
始まる前からすでにこの熱気。
2年前に「さくらんぼ狩り」でもご紹介したトルコで有数のさくらんぼの産地「KEMALPASA=ケマルパシャ」、6月7日は毎年恒例のKIRAZ FESTIVALI(さくらんぼフェスティバル)がありました。

屋台には欠かせない特大「ドネルケバブ」。
日本の感覚で「さくらんぼ祭り」と言ったら、各農家が手塩にかけたさくらんぼの品評会や試食会、そして地元の「ミスさくらんぼ娘」コンテストなどがメインになるのでは?と想像している私が古いのか…、ケマルパシャのサクランボフェスティバルはかなり有名な歌手2人のコンサートがメインの様でした。


うちの地区のパザルと変わらない値段でした。
会場までの道のりは普段のパザルに似た屋台が並んでいますが肝心のさくらんぼはわずかでとうとう買いそびれてしまいました。


望遠レンズで写してやっと見ることができましたー。
コンサート会場も、メインの場所に入れるのは関係者のみ、その他の庶民は周りの石段に座ったり立ったり…、もうここで私たちのテンションは結構下降気味。
それでも何とか最初のフォークソンググループ、子供たちの民族舞踊、さくらんぼ農家の表彰、ミスさくらんぼだけは見て会場をあとに。


上は「さくらんぼ農家の表彰」、下は「ミスさくらんぼ」コンテストの様子。
KEMALPASAの人たちは、私たちが帰る頃も、それから始まる歌手目当てにピクニック道具一式持って(!)どんどんと押し寄せていました。


前回ご紹介した生のNOHUT(ひよこ豆)片手にフェスティバル♪
そして市中にあるさくらんぼの卸市場では、そんなお祭りはどこ吹く風で次々と農家からさくらんぼがトラックで運び込まれていました(写真写しそびれ…)。


ステージが遠くたって見えなくたって音楽が聞こえれば盛り上がります。
ケマルパシャを出てすぐ近くにあるNAZAR KOY(ナザルキョイ)と言う小さな村、村に入ると、さくらんぼとオリーブの木々の間に小さな家々、その他には何もない普通のトルコの小さな村です。ところがこの村には隠れた別の顔があるのです。この村に住む子供たち、そして高齢者を除くほとんどすべての男たちはBONCUK(ボンジュク=ガラス玉)作りをしているのです。


1950年にエジプトからイズミルへBONCUKがもたらされました、それを見た村人の一人がイズミルからこの村へBONCUKを紹介したのです。最初は馬につける飾りのBONCUKを作っていましたが、今では女性のアクセサリーはもちろん、家の飾りにいたるまで流行っているものなら何でも作るようになったのだとか。


男性がBONCUKを焼き、女性はそれを使ってアクセサリーを作って村の広場で売ります。おかげでこの村では都会への若者の流出がほとんどないのだとか。村の壁や、家の入り口はBONCUKでこんなにかわいらしく飾られています。私も姪っ子2人に小さなお土産を買って帰ってきました。
お土産のブレスレット。



☆現在のイズミル☆
マックをほおばりながら歩くのではなく、ひよこ豆片手に歩くおおらかなトルコ人。のどかですね。
遅くまで起きていると、こういういいことがある。また、一番乗りよ~! 午前1時半です。もう寝ます~♪
皆さんは、車で会場へ来るのでしょうか?駐車場や、道路の渋滞は??
って、日本的発想ですね。
BONCUK、ステキですね☆村の若者の定住にも役立っているなんて、
いい話です
ブレスレットかわいい
こっちも、さくらんぼが美味しく食べられる季節になりました。昨日、早速木に登ってさくらんぼ狩り?をしました。
ブレスレット可愛いですね~私も欲しくなりました。
yukacanさんの所のさくらんぼは、アメリカンチェリーのような大粒でしょうか。そうそう、私は始めてそちらでチェリージュースを飲みました。ジャムも食べました。
パソコンの横のでっかいボンジュク目玉、いつも見守ってくれてます。^^
トルコのサクランボは日本のサクランボに似てるんですか?
それともアメリカンチェリータイプですか?
ひよこ豆枝ごと持って、フェスティバルと言うところが大胆で私も気に入りました。
Andiさんも夜型ですか?うちも1時2時は平気で起きています。一番乗りどうもありがとうございます!
BONCUK作り、一時は中国製のものに席捲されそうになったようですが、最近は持ち直したようです。
ブレスレットかわいいんですけど、金具がちゃちですぐ壊れそう。こういうところをちゃんとしないとだめですね、トルコ。
ブレスレットかわいいでしょう?ぜひ買いに来てください!うーちゃん帰って来た?
サクランボの種類はアメリカンチェリータイプと日本のサクランボみたいな色をしたものと両方あります。
チェリージュースやチェリージャムに使われているのは、たぶんヴィシュネと言ってサワーチェリーのことかな。