イズミル便り

IZMIR'DEN MERHABA

KOY(キョイ=村)シリーズ?MENEMEN IGNEDERE(メネメン・イーネデレ)村

2011-06-04 13:05:52 | トルコの村

日本は梅雨入りですね。イズミルも例年になく雨が多く、6月だと言うのにまだ風が爽やか。いつもなら4月の末から猛暑が始まっているはずなのに、なんだか拍子抜けです。

 

クリックすると大きい地図が開きます。

何も予定のない日曜日には、地図を開いて、まだ行ったことのない小さな村を選んでドライブをするのが最近の我が家のブーム。今回はMENEMEN(メネメン)市のIGNEDERE(イーネデレ)という村を目指しました。訪れる村の多くは、古い石の家が崩れ落ち、住む人の声も聞こえてこないことが多いのです。

 村ではこんな竈が現役です。

そんな中で写真を写すJAPON(ジャポン=日本人)が目を引かないわけはありません。KOYの中心部にはたいていKAHVE(カフヴェ)と言って、村のおじさん達の社交場がわりの茶店があります。今回もそこの親父が出てきて「何してるんだ?何か聞きたいことがあったらなんでも俺に聞いてくれ」と言ってきました。

 

モスクでお祈り前に身を清める為の場所。

普通なら朝から晩まで暇なおじさん達がチャイを飲んだり、ゲームをしたりしていて街のカフェとはまったく雰囲気の違う地味~な色の光景が広がっているのですが、このKAHVEにはそのおじさん達すらいません。夫が「チャイあるの?」と聞いたら「ない!」ときっぱり。

 桑の実。甘いミルクみたいな味。

村のまん中にあるCAMI(ジャーミー=イスラム教のモスク)のMINARE(ミナレ=モスクの尖塔)と杉の木。                    

友達にこの写真を見せた時の私達の会話。

友人「木とミナレがまるでお友達のようだね」                                                            

私「競って伸びているみたいだよね」                                                                 

友人「ミナレに勝ち目はないね」

なんだかほのぼのしてしまいました。

 

 

インターネットで見つけた写真。

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