山野颯想

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たまには悪い物も食べなあかん(義父の言葉)

2021年03月08日 | 日記・エッセイ・コラム
2021年02月26日(金)
『たまには悪い物も食べなあかん』
<義父の言葉>
「たまには悪い物も食べなあかん!」という上さんのいつかの言葉が忘れられない。
「この言葉はお父ちゃんの言葉」と上さんは付け加えた。
その “お父ちゃん”とは、第二次世界大戦で、外地へと赴いた経験がある、
1997年の10月に逝った、この世には既に居ない、上さんの親爺さんなのだが、
外地での生活はおそらく壮絶なもので、食べられる物なら何でも口へと運んだのだろう。
義父の言葉とはちょっと意味合いは違うが、
6年前頃より、我が家のご飯作りを担うようになった僕は、食品添加物や化学調味料なるものが漸次気になるようになる。
親爺達がこの世に誕生し生活した時代(大正時代末期から昭和時代が主)には、
今ほどに、食品添加物や化学調味料なるものは多く無かったのではないだろうか。
先日、一番下の孫が、保育園で味噌ラーメンを食し美味しかったらしく、「味噌ラーメンが食べたい!」と言うので、
いつもの買物時に、眼に留まった“サッポロ一番・みそラーメン”を購入して来た。
孫が保育園で食した“味噌ラーメン”はけっして即席ラーメンではないのだろうが、
僕が持っているレシピには“ラーメン”の類がないゆえ、作ることが出来ない。そこで即席麺を購入して来たのだ。
そして先日の日曜日の午後に、上さんと孫三人が麺2袋をオヤツ代わりに4人で食したようなのだが、
「あんなもんやね」「災害時には役立つみたい」等というのが、上さんの弁であった。
何十年も前、チキンラーメンが発売された頃には、僕はよく食したように思うのだが、
最近はまったく食べることはなく、即席ラーメンを購入したのはほんとうに久し振りであった。
ところで、この度購入して来た“サッポロ一番・みそラーメン”の外装袋に記されている数多の原材料名のなかで、
どれが食品添加物や化学調味料に当たるのかさえ、僕は解っていないのだが、
これらの食品添加物等は行政が認可している品ゆえ、様々な加工食品に使用されているそれらは、
けっして身体に“悪い物”ではないのだろうが、僕の拙い知識ではまったく分からない。
数多あるのであろう食品添加物等が、我々の身体に如何なる影響を及ぼすのか、僕には解らないのだが、
我が家のご飯作りを担う僕にはこの頃、それらのものが気になって仕方がない。
それは、人生が残り少ない僕のような老齢者は別として、
これからの時代を担うであろう、保育園児と小学生の孫三人と、我が娘や娘婿が食するからだ。
僕が買物に行くのは、安全を謳い文句にしている食品店や生協ではなく、近隣の極一般的なスーパーなのだが、
例えば、毎朝、必ず食するパンについては、乳化剤やイーストフードを使っていないものを購入しているし、マーガリンではなくバターを使っている。
出汁にしても、昆布やカツオダシを使用し、オカズを調理するときにも、化学調味料を使用することは殆どないし、
惣菜を購入することも殆ど無いに等しい。しかし市販のお菓子については、食品添加物を避けるのは難しいゆえ仕方が無いようだ。


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