山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

三草山&高岳(二つの山に登る)

2021年03月19日 | 山野歩
2021年02月28日(日) 
『山の会』
<三草山&高岳>
■参加者:安部ちゃん、梅安さん、聖子さん、ゆうさん
[コースタイム]
◆[森上バス停] 8:56 → [稲地口] → 9:28 [慈眼寺] → 10:30 [三草山(564m)] → 10:44 「サイノカミ峠」 → 10:53 [長谷の棚田] → 12:00 [大原神社(昼食] 12:25 → [庚申塔] → 14:23 [高岳(720.7m]14:35 → 15:30 [猪名川変電所] → 16:10 [杉生]
<二つの山に登る>
帰宅して、山行記録を記そうと地図を拡げるが、何処を歩いたのだろうかと思える所が存在する。
例えば、梅安さんが、「ここが日本の棚田百選の“長谷の棚田”だよ」と教えてくれたのだが、
この“長谷の棚田”が地図のどの位置にあるのかが判然としない。また、この棚田が見られる道が、地図にある道のどれなのかも分からない。
それより“大原神社”へと向かったのだが、どの道を歩いたのかも分からない。
それは、持っていた地図を殆ど見ることもなく、ただリーダーの梅安さんの後を終始、懸命に追い掛けるだけの山行になってしまったからだろう。
また、道標が至極少なかったのも、その原因の一つなのかも知れない。
もう其処が、“高岳”だろうという処で道が判然としなくなり、「ちょっと偵察に行って来る」と言って梅安さんが、我々を置いて藪中に入って行った。
暫くして、道を見付けたようで「OK!」の声がかかり、我々も藪中を前進したのだが、それにしても梅安さんは元気だ。
今日は二つの山に登ったのだが、我が身体にはちょっと無理があったようだ。
大原神社から高岳までの、なかでも林道に入ってからの登り道は、かなり辛い歩行となった。
先行く梅安さんと聖子さんの姿を懸命に追うのだが、二人の姿が我が視界から度々消えてしまう。
暫く歩むと、二人が立ち止まり、僕がやって来るのを待ってくれている。この繰り返しだったように思う。
しかし安部ちゃんがいつものように、僕の見守り役として一番後を歩いてくれるので、僕独り置いて行かれることがなく精神的に助かる。
“高岳”から“杉生”への川縁を歩くときに滑ってしまい転倒する。その瞬間に右脚が攣ったのだ。
直ぐに芍薬甘草湯を1袋服用し、脚を伸ばしていると、然程時間を要することなく改善し、
バスの時刻があるので頑張って歩いたのだが、“杉生”まで幸い脚が攣ることはなかった。
“森上バス停”をスタートして、1時間ほどで到着した“三草山”の掲示版に、
「春は早春の花『檀香梅』の開花、夏にはゼフィルスの蝶が舞い、秋には谷々を埋める雲海、冬には猪や鹿の群れ合う姿が見られる」との文言があり、
この中の“檀香梅”とはどんな梅なのだろうかと、帰宅して植物図鑑を紐解くと、
「クスノキ科」「3~4月に、芳香のある黄色の花を開く」等とあったのだが、残念ながら我が眼に留まらなかった。
また、夏に舞うという“ゼフィルス”という蝶はどんな蝶なのだろうかと、蝶図鑑を見るが記載が無い。
そして冬になると群れ合うという鹿については、“大原神社”から“高岳”へと続く林道に、
鹿の脚らしき骨が1本ころがっていたことにより実感する。
併しだ、春ゆえ、如何なる花に出合えるのだろうかと楽しみにしていたのだが、
開花する姿を見たのは、“長谷の棚田”より“大原神社”へと向かう道で見掛けた“白梅”のみで、
なかでも、“高岳”へと続く道は、樹林中を延々と歩くだけで、花どころか視界も利かない閉鎖的な景観であった。

(写真・上)三草山よりの展望

(写真・上)長谷の棚田


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