山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

私市駅~ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山~枚岡神社(後ろ髪を引かれる思いで“新池展望広場”を後にする)

2021年01月22日 | 山野歩
むろいけ園地内、新池展望広場

2021年01月03日(日)
『山野歩』
<私市駅~ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山~枚岡神社>
[コースタイム]
[京阪・私市駅] 7:38 → [星の里いわふね] → (かわぞいの路) → 8:22 [ピトンの小屋] → (さえずりの路) → (つつじの小路) → 8:49 [展望デッキ] 8:52 → [やまびこ広場] → (まつかぜの路) → 9:44 [飯盛霊園・境界鞍部] → [飯盛霊園内] 10:12 → 10:30 [ビオトープ田原の里山・車止め] → 10:54 [堂尾池] → [むろいけ園地入口(ひょうたん池] → (新池展望広場・大休止) → [むろいけ園地・出口] 12:33 → 13:01 [阪奈道路] → (産業廃棄物処理場&農地) → 13:25 [農地終了地点] → (カントリークラブ横) → 13:37 [龍王神・祠(小休止)] 13:40 → 13:50 [とうろうゲート広場] → 14:12 [くさか園地生駒縦走歩道分岐地点] → [くさか園地バイオトイレ] → 14:44 [辻子谷ハイキングコース北出合] → 15:30 [生駒山頂(遊園地内)] → 14:19 [暗峠] → 14:35 [鳴川休憩所] → 17:39 [枚岡神社]
◆所要時間:10時間01分
<後ろ髪を引かれる思いで“新池展望広場”を後にする>
昨日と同様、あの角を曲がれば、次にどんな景色が現れるのかが分かっている愉楽の道を今日も歩いた。
私市駅をスタートするときには、高安山まで行きたいと思っていたが、
“むろいけ園地”の入口となる“ひょうたん池”に架かる橋が改修されることなく、取り壊されていて渡れない。
池を右手より廻って“湿性花園”へ向かおうとしたときに、池で釣りをしておられた一人の方より、
「その道はあかんで」「足元が悪い」「行かん方がええで」との声が掛かった。
そこで、今まで通ったことが無い道をぐるっと廻り込んで、駐車場から“むろいけ園地案内所”を通り、
“森の工作館”前より“むろいけ園地”へと入って行くことになった。そしていつものように、清閑な“新池展望広場”でお昼にする。
此処までに意外と時間を要してしまい、今日の最終到達地点を“高安山”より“枚岡神社”へと変更する。
“新池展望広場”の腰掛けに坐ってパンを食するとき、前方の木陰から一匹の三毛猫が、
僕から3mほど離れた処でまでやって来て、ちょこんと坐り僕を見つめる。
そうこうしていると、僕の後の茂みからももう一匹猫が現れ、前方の猫と同じように3mほど離れた処までやって来たのだ。
僕のザック中にはまだパンが残っているのだが、「餌をやるあなたに責任があります」
「野良猫が増えて困っています」などと書かれた案内チラシが貼ってあるので、あげることが出来ない。
以前にはこんな案内が無かったのだがと思いつつ、後ろ髪を引かれる思いで“新池展望広場”を離れようと腰を上げ、ホンのちょっと歩くと、
「これから冬にかけて、園内は氷点下になるときもあり、園内に捨てられて都会育ちの猫は弱ってしまいます。
是非、餌をあげるだけでなく、暖かいお家へ連れて帰ってあげてください。
猫は毎日、餌がないと、園内に既存する、貴重な小鳥、蛙、リス等を食べることになってしまいます。どちらも大切な命です。
ただ餌をやり続け、ここに住まわせることは、生態系を変えていくことになります。猫は山に住む動物ではありません」と書かれたチラシが我が眼に留まったのだ。
併しだ、我が家は猫を飼える環境にはないので、仕方がないよなと思いながら、池の真ん中に架かる中堤を通り“むろいけ園地”を後にする。
昨日より少しはマシになっているのだが、足が痛むこともあり、脚が攣るのも怖いので、ほんとうにゆっくりと歩き続けた。
そして“くさか園地生駒縦走歩道分岐地点”が過ぎて暫く経ったころに出会った御夫婦と思われる二人連れから、
「生駒山頂へは如何行ったよいのでしょうか?」との声が掛かった。
「大阪に住んでいるのに生駒山に登ったことがないので来ました」「住いは茨木です」などと仰ったので、
「これから僕も行きますから、案内しますよ」と言い、“辻子谷ハイキングコース北出合”に到着する。
「これを登って行けば着きますよ」「山頂は遊園地の中です」と告げると、二人は速足で登って行かれた。
ところが、間も無く着いた管理道から上部が登れないのだ。
案内版によると、土砂崩れがあるらしく通行止めで、“あじさい園”の方から登るように書かれていた。
案内にあったその道は、だいぶん南方に進んでから登り返さねばならなかったので、
かなりの時間を要してしまう。結果として、枚岡神社への下り道でヘッドランプが必要になった。

(写真・上)枚岡神社

(写真・上)暗峠・石仏

(写真・上)展望デッキより
コメント
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