「若冲(じゃくちゅう)と江戸絵画」展を九州国立博物館で鑑賞した。
伊藤若冲≪紫陽花双鶏図≫
博物館に向かう途中のエスカレーター出口にあるポスター。デジタル画面にガラスの後ろから電光を当ててみせる映像。実物を見るより鮮やか。
江戸時代、現代アートかと、見まごうばかりの絵。
下段の絵が原画。ポスターに小さく印刷したものを接写したもので、色合いも少しあやしい。
墨絵の鶴も見事だった。鶴の丸いからだを一筆で描いている。鶴の足は定規で引いたような真っ直ぐな線、しかし、決して定規の線でないことは誰にもわかる。写真を紹介できなくてゴメンナサイ。
アメリカ人、ジョー・プライス氏のコレクションのうち、江戸期の109点が展示されていた。