秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

押小路通りを歩く。

2007年07月24日 08時05分03秒 | 京都非観光迷所案内
昨日は室町六角の問屋さんへ25日からのチケットを受け取りに出かけました。

いつもは車なんですけど、たまにはバスもエエジャロと市役所前で下車。
約束の時間まで間があったんで河原町から烏丸までブラブラ歩いてみました。
麩屋町押小路西入る「鐐」

髪留めや根付などの純銀製品のお店です。

押小路通りは御池通りの一本北の通りですが、普段は車で御池通りを行き来して
ますから、ここを歩くことは滅多(皆無かも)にありません。
竹素材の茶道具を商うお店。

多分京都人も目的が無いと一生縁の無い通りでしょうね。ゆっくり周囲を見なが
ら歩いていると、オヤこんなお店もあったんだ、と新たな発見ができました。
  
お店じゃないけど、能楽堂もありました。↑

ちょっと驚いたのは河原町~烏丸のさほど距離の無い間に銭湯が二軒もあったん
ですね。基本的に京の町屋には風呂は無いんで当たり前、といえば当たり前なん
ですけど。それだけ古い町並みが残されている、という事なんでしょう。
外見からは銭湯に見えませんが風呂屋です。

  
京蒲鉾の老舗。古さも板に付いてます。(ギャグも古いわ。)↑

竹細工のお店→
他にも家具を作っている店など、京都の暮らしに密接した通り、といえるでしょう。

観光客には縁のない通りですが、町屋本来の姿を見たい人や、京暮らしの匂いを
感じて見たい人は一度歩いてみてはいかがでしょう。
(時間つぶしすぎて約束の時刻に遅れるトコでした。) 

最後にベッキーさんから以前紹介した北山の「宇奈月」(ラーメン屋)、滋賀県
の甲賀市で営業されている、との情報をいただきました。ありがとうございます。
(覚えている人はいないと思いますけど・・・。)