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ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

舞台67「宝塚ボーイズ」 シアタークリエ

2010年09月04日 | そんなご舞台な2010
舞台67「宝塚ボーイズ」 シアタークリエ

予想通りの出来でした。本当にちゃんと出来てます。そのちゃんと出来ているのが、不満なんです(笑) はみ出してないんです。この劇場で、この値段で、はみ出してはいけないんでしょうね。わかってます、大人です。出演者の中では、浦井健治クンの笑顔が最高でした。そして圧巻は、東山義久クンのダンスです。もうやりたい放題!気持ちよさそうでした。そして芝居も、落ち着いていてよかった。タップダンサーのヒデボウさんのようでした。男から見ても、かっこよかったぁ!!

舞台66「ログログ」 キリンバズウカ シタートラム

2010年09月03日 | そんなご舞台な2010
舞台66「ログログ」 キリンバズウカ シタートラム

初めて見る劇団で、脚本・演出が登米裕一。最初は人間関係がわからなくて、とっつきにくかったけど、慣れてくると、もうおもしろくておかしくて夢中で見ました。私が見た、今年のベスト3に入るでしょう。ストーリー展開が予想つかず、予想してもかならず外される快感がたまりませんでした。そして、あのラストの意外性と爽快感!すばらしかった!

舞台65「流れ姉妹 たつことかつこ 第一部再演」 東京FMホール

2010年09月03日 | そんなご舞台な2010
舞台65「流れ姉妹 たつことかつこ 第一部再演」 東京FMホール

この舞台のテイストが大好きで、これが第4章で終了するなんて残念でたまりません。この舞台、大好きなんですが、だからといって100%OKという訳でもなく、どこか物足りない感もありました。これまで具体的にそれが何かと指摘出来なかったのですが、今回の再演を見て、ある確証を持ったのです。それは、たつことかつこが再会するシーンを、もっと劇的に盛り上げる必要があるという事です。さりげなく再会させたいねらいもよくわかるのですが、いつどうやって再会するだろうと、お客さんを引っ張っておいて、サラリとかわされるのは、どうもカタルシスを感じるに足りず、物足りなさを感じました。私はもう完全に架空に飛んで、突然歌を歌い出しても、なんの問題もないぐらいの、ぶっ飛び方をしてもいいんじゃないか、と思いました。

舞台64「ガラパゴス」 少年王者館vol.34 下北沢スズナリ

2010年09月02日 | そんなご舞台な2010
舞台64「ガラパゴス」 少年王者館vol.34 下北沢スズナリ

あいかわらずのパラレルワールド。1年に1回の楽しみになってきた。ただ、主役クラスの女性が、かなり高年齢化してきた事が気になった。あと、繰り返しのおもしろさも十分堪能したが、若干クドイ部分もあり、これは痛しかゆしだなぁ。他の劇団にはないオリジナリティーは絶品です。

舞台63 「サーフィンUSB」ヨーロッパ企画第29回公演

2010年09月01日 | そんなご舞台な2010
舞台63 「サーフィンUSB」ヨーロッパ企画第29回公演 本多劇場

いつものようにセット美術をうまく使っていました。感心です。ただ結局ワン・アイディアで終わっていて、物足りなさを感じました。USBネタだけなんだよなぁ(笑)
でも、そこを使うのがヨーロッパのステキなところです。でも、物足りない(笑)先頭で出てきた女性は、後半は何の存在もなくなりましたね。仲間同士の裏切りや、元IT社員同士のねたみなど、使えるネタは豊富にあったように思うのですが・・・

舞台62「自称女優」江古田のガールズ 

2010年08月30日 | そんなご舞台な2010
舞台62「自称女優」江古田のガールズ 劇小劇場

申し訳ないが、何をしたいのか、何をいいたいのか、よくわかりませんでした。空想の空間を作り上げるのは、かなり力業がいります。無理をしないで、もっと地に足のついた、どこにでもあるような、そして心に響くストーリーを、ボクは見たいです。そこが基本だと思うし、なんだか一気にそこを飛び越えてるように思えました。

舞台61 「女の罪」 第1回ブス会 原宿リトルモア

2010年08月14日 | そんなご舞台な2010
舞台61 「女の罪」 第1回ブス会 原宿リトルモア

話は笑えて飽きさせないし、特に安藤聖の、ママギャルぶりが最高でした。しかし、終了後のアフタートークでは、全く地味なファッションで、そのギャップがすごかった(笑)女優は、アフタートークも見られているオーラは必要ですよ(笑) 内容は、あまりの濃ゆいガールズ・トークで、おじさんは身の置き所がありませんでした(^^;)

舞台60 「muro式.4「『X,Y,Z』‐xとyとzの値を求めなさい-」 駅前劇場

2010年08月13日 | そんなご舞台な2010
舞台60 「muro式.4「『X,Y,Z』‐xとyとzの値を求めなさい-」 駅前劇場

ムロツヨシ・山中崇・中村倫也の3人のショート・コントでした。3話目の「犬」の話が、とてもおもしろかった。愛すべき憎めないムロツヨシワールドを堪能しました。

舞台59 「夕立」 劇団姦し 下北沢スズナリ

2010年08月11日 | そんなご舞台な2010
舞台59 「夕立」 劇団姦し 下北沢スズナリ

キツイ内容でしたが、とても見応えがありました。久しぶりに背筋が延びる緊張感のある舞台でした。特に、神保共子さん演じる、おばあちゃんのキャラクターは見事でした。青年座の那須佐代子さんの、ピリピリした演技も好きでした。いいかげんな青年を演じた清水優クンもピッタリはまってました。

舞台58「男子はだまってなさいよ7・天才バカボン」 本多劇場

2010年08月10日 | そんなご舞台な2010
舞台58「男子はだまってなさいよ7・天才バカボン」 本多劇場

荒川良々がバカボン、松尾スズキがバカボンのお父さんという配役で、かなり大人計画の匂いが強いキャストでした。もう、バカバカしくて最高にくだらなかった。ただ、これを実写で演じるのは、かなり困難な作業だと思いましたね(^^;)

舞台55「わが友ヒットラー」 プロジェクト・Natter Vol3 スズナリ

2010年08月04日 | そんなご舞台な2010
舞台55「わが友ヒットラー」 プロジェクト・Natter Vol3 スズナリ

膨大なセリフに圧倒されました。前半キツイ感じでしたが、後半なかなかおもしろくなりました。しかし、なぜ今この作品を選ぶのかという疑問が、どうしても残りました。「裏切り」をテーマにするなら、別にヒットラーを持ってこなくても、我々の身近な世界にいっぱいあるわけで・・・もう少しなにかサムシング・ニュー的なおもしろさが欲しかった。レゴール役の下総さんが、強弱をもっと誇張して演じると、さらにおもしろくなったかもしれないと感じました。もっともっと笑わせれば、人間の恐ろしさを感じ取れたかもしれません。

舞台57「第3回 弧天」 川島潤哉一人舞台

2010年08月02日 | そんなご舞台な2010
舞台57「第3回 弧天」 川島潤哉一人舞台 渋谷ギャラリー・デコ

3回目なので、少し余裕があったように感じて、見ていて楽な感じでした。やりたい事をやらないと気がすまないといった、強い意志を感じられて、ああこんな気持ち忘れちゃいけないなぁと思いました。

舞台54「真夏の迷光とサイコ」 モダンスイマーズ 青山円形劇場

2010年08月01日 | そんなご舞台な2010
舞台54「真夏の迷光とサイコ」 モダンスイマーズ 青山円形劇場

これまでのモダンスイマーズのイメージとはだいぶ違っていました。「イジメ」を発端とするような事件の展開が多かったのですが、今回は超金持ちと小説家と編集者達の話でした。小説家が、注文通りに書けないようなストーリー展開は、観客にとって、遠い話のように感じてしまいました。小説家の悩みは、そのまま作家の蓬莱竜太の悩みなのかもしれませんね。以前、モダンはもっと自分自身の足下を描いた舞台を見たいと思った事があります。今回は、作家蓬莱竜太の足下の世界だったのかもしれません。でも、なんだかかなり作り話に見えてしまったのはなぜでしょう・・・ほんとは正直な気持ちだったのかもしれませんが・・・そこを描いて、観客に許しを請ってしまったような・・・それは違うような・・・

舞台53「透明感のある人間」 ダックスーププレゼンツ2010

2010年07月14日 | そんなご舞台な2010
舞台53「透明感のある人間」 ダックスーププレゼンツ2010 下北沢スズナリ

観劇後、知人達の意見が分かれた。賛否両論。ボクは正直きつかった。奇をてらった感があり、それが効果的だったとは感じなかった。これからの小劇場を背負っていくと期待されている人達だから、ハードルも高い。これからの小劇場を引っ張っていく、変革するぐらいの気合いを感じたかった。小世界にとどまってほしくない。それぐらい期待されているのだから・・・