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ぼやき、ぼやき、ぼやき(^^;)

元助監督で映画キャスティングマンの

舞台39「やぶれた虹のなおしかた」こゆび侍第13回公演@下北沢駅前劇場

2015年06月29日 | そんなご舞台な2015年
舞台39「やぶれた虹のなおしかた」こゆび侍第13回公演@下北沢駅前劇場

水橋研二くんを久しぶりに会えた。彼が10代の頃から縁あって知り合っていた。彼の成長をずっと見てきた感じがする。そんな思い入れのある舞台だったが、ストーリーが最後は詰まってしまって、後は肉弾戦でまとめるしかなかった、そんな感じだったなぁ・・・

舞台37「わが星」ままごと@三鷹星のホール

2015年06月28日 | そんなご舞台な2015年
舞台37「わが星」ままごと@三鷹星のホール

再演と公演回数が多いので、舞台自体がとても安定していて、安心して見ている事が出来ました。この舞台は、好き嫌いと好みが分かれるかもしれません。私は好きな舞台です。それはやはりストーリーがオリジナリティーにあふれているとこだと思います。そこが、若い世代に人気がある理由でしょう。ただ、抜群の安定感が、舞台の「生感覚」を少し忘れさせているかもしれねませんね。あれも欲しい、これも欲しいと贅沢な思いです(笑)

舞台35「仲直りするために果物を」 城山羊の会@東京芸術劇場

2015年06月26日 | そんなご舞台な2015年
舞台35「仲直りするために果物を」 城山羊の会@東京芸術劇場

前作「トロワグロ」で第59回岸田國士戯曲賞を獲得し、わが御招待大賞をも獲得した、城山羊の会の新作です。だいたいそういった晴れやかな賞を獲得した次の新作は、かなりハードルも高くなって、評判が落ちるものです。そういった心配を胸に見にいきましたが、全くそんな事は関係なく、「城山羊の会」は「城山羊の会」でした(笑)
前作「トロワグロ」が「静の芝居」なら、今回は「動」の城山羊の会でした。私は静も動も、城山羊の会ならどっちも好きです(笑)でも人によっては、あの血のりは出し過ぎじゃないとか、いろいろあると思います。僕は、今回もとてもおもしろかった!!!

舞台34「ひとよ」 KAKUTA@下北沢スズナリ

2015年06月25日 | そんなご舞台な2015年
舞台34「ひとよ」 KAKUTA@下北沢スズナリ

初演を見ていました。今回も手応え十分でした。前回も思ったんですが、男達の描き方が少し物足りなかったかもしれません。女性達はしっかり書き込んであるんだけどなぁ。肝心の肉親3兄弟の問題は、何も解決していなかったかな・・・というものの、設定も舞台美術もとてもよかった。最後にタクシーに乗った吉永さんが「西へ」と言った時、少しでも、ちょっとだけでもあの固定されたタクシーが動く事が出来たら、私の心がどよめいたかもしれません(笑)無理かぁ(^^;)

舞台32「ローゼンクランツとギルデンスターは死んだ」@下北沢オフオフシアター

2015年06月04日 | そんなご舞台な2015年
舞台32「ローゼンクランツとギルデンスターは死んだ」@下北沢オフオフシアター

文学座の浅野雅弘、石橋徹郎の二人芝居でした。まぁ、私の苦手な翻訳物ですから・・・人形や、映像を駆使していましたが、それは逆に集中力を分散するかたちになってしまったかもしれません・・・

舞台33「食用人間、1号2号4号」 (劇)アトカブ@下北沢駅前劇場

2015年05月25日 | そんなご舞台な2015年
舞台33「食用人間、1号2号4号」 (劇)アトカブ@下北沢駅前劇場

これは、おもしろかった。食用になりたい人間達の微妙な気持ちが、とてもおかしく風刺が効いていて、抜群のストーリー展開でした。この感想は「おいしかったです」というのが一番なんだろうな(笑)

舞台31「海峡の7姉妹」 渡辺源四郎商店第22回公演@下北沢スズナリ

2015年05月22日 | そんなご舞台な2015年
舞台31「海峡の7姉妹」 渡辺源四郎商店第22回公演@下北沢スズナリ

青森在住の人達による劇団で、毎回楽しみにしています。いつもレベルが高く、東京のちまたの劇団を駆逐するほど完成度が高いです。今回は、青函連絡船の7船の船の模型を頭に乗せ、7人の女性達がそれぞれ擬人化して、ストーリーが展開していきます。なんだかせつなくて、意味なく涙がにじんできて、感動してしまいました。それぞれの船の運命が、悲しくて、解体されたり、北朝鮮に売られたり、沈んでしまったり・・・人間の人生を映し出していて、心を揺さぶられました。

舞台30「ねずみのよる」殿様ランチ行春の公演2015@下北沢駅前劇場

2015年05月20日 | そんなご舞台な2015年
舞台30 「ねずみのよる」殿様ランチ行春の公演2015@下北沢駅前劇場

いつも、殿様ランチは800円なのです。どうしても1000円にならなくて、いつも残念な思いで劇場を出ます。いつももったいないと思ってました。やはり、今回も800円なのです。これをどうしたらいいか? 作・演出の板垣君には、ひとつの壁を壊してもらいたい。あれだけ、隣の宿で起こっている出来事が気になるのに、結局何も登場しないのは腑に落ちません。最後は、前半しか登場しない板垣君自身が、一番奥の壁をぶち破って登場するぐらいのアクションというか、驚きをもたらすべきだったと思います。観客の予想していない事を、1発持って来て観客にカタルシスを感じさせてほしかったです。この感想は愛の鞭だと思ってね(笑)

舞台29「ゼブラ」ONEOR8 B面公演 @SPACE雑遊

2015年05月19日 | そんなご舞台な2015年
舞台29「ゼブラ」ONEOR8 B面公演 @SPACE雑遊

あの名作「ゼブラ」は何度見ても涙が出てきます。今回は、葬儀屋の山口森広と伊藤俊輔が絶品でした。しかし不安視していた、4姉妹のコンビネーションに問題があったのは、残念ながら明白でした。枝元萌が一人抜きんでた存在感があり、三女の椿弓里奈がラストで締め切れない無念さが残ってしまったと感じました。しかしながら、生津徹の圧倒的なキャラクター作りが、今回の大きな助けになったのは、間違いありません。

舞台28「俺達なりの、旅」グランド02#1@下北沢オフオフ劇場

2015年05月14日 | そんなご舞台な2015年
舞台28「俺達なりの、旅」グランド02#1@下北沢オフオフ劇場

TVドラマ「俺達の旅」をもじったタイトルだと思うし、その事にすごく期待を持っていました。私の聖書みたいなドラマであるから、当然ハードルは高くなる。そして、この劇団もこれが旗揚げ公演。公園というひとつで、現在と過去ももたせるのが、かなり厳しかった・・・観客も少なく、とても心配・・・出演者の中では文学座の頼経明子さんが、気になった。自分は太めの女性が好きなのか??(笑)

舞台27「わくわくステーション」拙者ムニエル約20周年記念公演@下北沢駅前劇場

2015年05月13日 | そんなご舞台な2015年
舞台27「わくわくステーション」拙者ムニエル約20周年記念公演@下北沢駅前劇場

こんな陳腐な(笑)タイトルで、どんだけのものだろうと、全く予想していなかったけど、もう、おかしくておかしくて、自虐ネタがビシビシ決まって、ものすごく楽しかった。見終わって、さてどんなストーリーだったかというと、ほとんど覚えていなくて(笑)それもまた心地よい思い出です。観客も満員で、拙者ムニエルを待ちわびていた観客が、いっぱいいたようです。私、初見だったんですが、面白すぎでした。逆に言うと、このおもしろさを続けていくのは、大変なみちのりかもしれないとも思ったりしました。

舞台26「追憶のアリラン」劇団チョコレートケーキ第25回公演@池袋芸術劇場

2015年05月12日 | そんなご舞台な2015年
舞台26「追憶のアリラン」劇団チョコレートケーキ第25回公演@池袋芸術劇場

おもしろい内容であり、難しい内容であり、力作でした。出演者の中では、やはり浅井伸治君が見事に演じ切っていましたね。しかし、初チョコレートケーキでしたし、こちらのハードルも高かったので、いろいろな事を感じました。一つだけあげるとするなら、悪い人、良い人が、あまりにはっきりしすぎていた所かもしれません。もし、浅井君がどこかで裏切る心が一瞬でもみえたなら、そこに人間の本質が見えたのかもしれません。難しい問題です。ただ、この舞台を見て、「許す」事が人間の品位と誇りの現れだと教えられました。

「霊感少女ヒドミ」ドキュメント 録画DVDで鑑賞 @香川

2015年05月11日 | そんなご舞台な2015年
「霊感少女ヒドミ」ドキュメント 録画DVDで鑑賞 @香川

香川県の県庁の一角のオープンスペースを使って行われた、ハイバイの舞台でした。さぬき映画祭2015のイベントのひとつだそうです。風はびゅうびゅう吹くわ、車のクラクションは鳴るわ、なかなかおもしろいドキュメンタリーでした。香川県の協力なしには出来ないイベントでした。

舞台25「飛ぶひと」劇団ハエギワ@下北沢スズナリ

2015年05月08日 | そんなご舞台な2015年
舞台25「飛ぶひと」劇団ハエギワ@下北沢スズナリ

飛ぶひとという、曖昧なストーリー展開の中で、2時間きっちり見せる腕力はすごいなぁと感じました。これは力がないと出来ません。すごいです。出演者達もその意図を感じて、見事に演じ切ったと思います。演じきる事と、観客に伝えきる事とは、また別物でなかなかそこを一致させるのは至難の業なんだなぁと感じました。

舞台24「正しい教室」@パルコ劇場

2015年05月07日 | そんなご舞台な2015年
舞台24「正しい教室」@パルコ劇場

作・演出が蓬莱竜太です。蓬莱君は、一時の不調から脱出したようで、今回はヒリヒリキレキレの舞台でした。完全復活ですね。よかったです。すべての登場人物に、配慮が行き届いていて、気持ちのいい舞台でした。そして、出演者達も、みなそれに見事に答えていたと思います。特に、近藤正臣さんは、若い出演者達に混じって楽しそうでした。