昨日、のるーと足柄主催の意見交換会が松田町内と寄地区の両方で開催された。
私は、午前中に寄小体育館で開かれた方に参画した。
数年前に、プログラム学習のサポートを数回したことがあり、懐かしい気持ちで一杯であった。
寄小体育館は小さな運動場を挟んで向かい側に建っていた。
その横には、既に廃校となっている寄中の建物が、寂しく遺っていた。
さて、その寄小体育館でののるーと足柄意見交換会は、最初に30分ばかり担当者からの説明の後、予定の時間を超えて1時間以上を費やして、十数名の参加者のほとんどが発言されて、経営側と利用者との意見の相違は全く埋まらないままに、閉会となった。
いずれにしても、この新交通システムは、最初からかなり問題のあるスタートだと思っていたが、経営者側の目論見の3000世帯の2%教の世帯しか、乗り放題のパスポートを入手していないことに、驚きと共に、計画の甘さを露呈した形となった。
それを、バス台数減、運行時間減、日曜祭日運行無し、乗車運賃の値上げと言う、利用者不在の提案では、先行きは全く見通せず、今後は不安材料ばかりが残る交換会となった。
会終了後に、町の担当者に、こんな改定案で突き進むのではなく、抜本的に見直し、飽くまでも利用者目線での改定案を再考願いたい旨、強く要望しておいた。
特に、経営者側の収入源を利用者に求めるのではなく、利益を得られるような、企業側(広告・お店宣伝・クラウドファンディング等など)努力無しでは、継続は無理な様に思える。
会社側の強い意志を求めるものである。