ようこのかまど

おいしいからうれしくなるのかな、うれしいからおいしくなるのかな。

りんごタルト

2009年05月24日 | こむぎこ日記
前に煮て冷凍しておいたリンゴを全部つかって、めずらしくタルトなんか作ってみました。
この本を試してみたくて。
キッシュ&タルト
本当にラクなレシピ。ラクすぎて申し訳ないくらい。こんなんでいいのかなって。

そう。力を抜くって、弦を緩めるって、あんがい難しいことなのです。
先輩たちはしきりに、1年のうちに遊んでおきなねって言うんだけど、
早く2年生になりたーいって思っちゃうの。
一般キャンパスにいても結局さ、学科がばれると一歩引かれるような感じがあるし、
医学部キャンパスではよそ者気分で、自転車で門を通る時に「おじゃまします…」って言いたくなるし。
最近いちばん心が落ち着くのは、海から吹くおもったるい風に逆らって自転車こいでる時かな。部活の帰りなんか、4、5人でびゅんびゅん進むの!でも、その後に自転車降りて歩き出すと周りの風景の動く遅さにがっかりする。


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通学に時間がかかるのも悪くないな、と最近おもうのは本がおもしろいから。
額田女王 (新潮文庫)
茜さす~とか、熟田津の~とか・・・
額田が歌を詠むシーンは本当にかっこよくて、ぞくぞくしました。
どんな声だったのかなあ、額田女王。
高一の時に古文の先生が熱く語っていた訳がいまさら理解できました。
あのときは百人一首とかより形式も古くて、わかりにくい歌ばっかりだと思ってたからなあ…もったいなかった。
それでも、やっぱりここに出てくる有名な歌について、授業のおかげで前知識をもっていたことはよかったし、
高三の修学旅行で眺めた大和三山も懐かしく思い出しました。

それから何といっても(井上靖さんの創った)額田そのものに夢中になりました。
額田は、私が今もっとも憧れる女性でした。
彼女みたいな生き方がしたい!
私だけに与えられた、私にしかできないことのために生きるの!
あとはどうでもいい!
って言ったら母さんに「無理」って即答されたんだけど、確かに
額田は、神の声を聞き歌にする力という特別な才能があったからあのような人生を送ったのであって
そいえば私は凡人なので・・・あ~あ。


一方で、もっと人間臭いものを観るのにもハマっています。
「ER」のDVDが、フランス語をやってる教室のまんまえにあるテープライブラリーって部屋に、全巻そろってるんです!授業の帰りにね、いつも気づいたら直行してるっていう…
英語と、医療と、それから子役が出てくるシーンでは今度の朗読会のための勉強にもなるし!と心に言い聞かせながら…
だって、好きな登場人物がかわいそうなことになっちゃうと、次を早く観てあげなきゃいけない気がするでしょ??

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