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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「応援の甲斐もなく」

2021年06月04日 | カープ一喜一憂

              

カープファンの悲壮なまでの応援も空しく、また負けた。それも完膚なき大敗。でもまあ1対0でも負けは負け。12対5も一敗に過ぎない。
セリーグ各チームにとっての鬼門と呼ばれるプロ野球セ・パ交流戦。特に広島カープにとってはまさしく鬼門も鬼門、終わってみれば確実に借金が増えている。ただ今年の場合、カープ意外は少し様子が違う。今のところ交流戦の123位はセリーグチームである。全く様子が変わらずセリーグの中で最下位はカープさんである。奮起を望みたい。

但し言っておきますが、何の取り得もなしに負けているわけではない。
ヒットの数や打率ではセリーグの中で1番の好成績なのである。すなわちヒットは打っている。肝心な打点が少ない。つまりポイントゲッターがいない。塁上は赤ヘルで賑わすが、ここぞという時の豪快なバッティングが全く見られない。誰もがチャンスメークはする。ただそこまでで終わる。あと1本が出ない。これが結局は弱いということになる。誰か出てこい池の鯉。

何故ここまで弱いのか。迫力無く負けるのか。勝手連的思考を並べてみたい。
その1、ごちゃごちゃ考えすぎて自分自身を追い込んでいる。シンプルに、単純に、割り切って来たボールを打ち返すことに徹する。
その2、這いずり回ってでも勝ちにこだわる泥臭さに欠ける。時には相手も味方もびっくりするような意外性を発揮して欲しい。
その3、選手起用や交代時の指示の出し方に具体性が欠ける。監督・コーチなど首脳陣の意図や指示を具体的に明確に選手に伝える。
その4、起用する選手と首脳陣の信頼関係が希薄ではないか。監督・コーチは、選手の起用に一貫性を持つことで信頼関係を構築する。
その5、選手個々の責任感を呼び覚まし感情を刺激しているか。選手には微妙な感情がある。感情に働きかける繊細さを取り戻す。
その6、試合は生き物。ストーリー性を考えさせているか。 試合の流れという魔物を味方に付けるメンタルアドバイスを大切にする。

と、まあ所詮岡目八目の素人発言ではあるが、何らかの意識改革をしないと、負ける悔しさを忘れてしまってもらっては困る。ということ。マツスタに空席の目立つ日が来るのが怖い。

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「もう一つの6月1日」

2021年06月02日 | 家族・孫話

                 
                  欲しかったプレゼントを手に笑顔の4歳児

6月1日は、我が家の5人目の孫で、最後の締めくくりとして生まれた姫孫奈那さんの4歳の誕生日であった。
クルマで2時間余りのところに住んでいるのに、コロナコロナで自由な里帰りも叶わない。誕生日のプレゼントも直接手渡すこともならず、「欲しいと言うものを買って上げてね」と母親に頼んだ。

「じいちゃんばあちゃんありがとう」と嬉しそうな満面の笑顔で、持っている「欲しかったモノ」をよく見ると、なんと「刀」である。それも鞘付きのいっぱしのおもちゃの刀。何が良くてそんなものを?とは訊かぬが花、言わせぬのが思いやり。一つは、今はやりのアニメ「鬼滅の刃」に登場する刀に興味をもったこと。今一つは、小6の従弟君が「お神楽用グッズ」として我が家の和室に何本も貯め込んでいる刀と勝負をするというのが理由の一つ。

まあ何でもいい、ちゃんとした動機を持って「誕生祝はこれが欲しい」というものがあるだけで立派なもの。しかも、たとえ女の子でも、確かな理由があって望むなら刀だって買い与えた両親も誉めてやろう。

4歳児から遊び友達と目されている小6の従弟は、目下ソフトボールに一生懸命であるが、一方で我が家の和室で一人になると、それはそれは熱心に跳びはねて、自己流お神楽を舞うのである。父親の里にある本格的神楽団に刺激されたのか、お神楽を見る眼差しの真剣さは、プロ野球中継を見る真剣さと変わらないほどの熱の入れようである。確かな観察眼で見おぼえた技を色んなところで発揮する。

4歳児もいつかは我が家で一緒にお神楽の真似をしたいのに違いない。女の子だから、男の子だから、などという分け方そのものがおかしいと叫ばれる時代。でもジジにとっては「女の子が刀?」という複雑さもあるが、この笑顔にはやはり負けてしまう。元気で成長してくれりゃそれで十分だ。

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「水無月ついたち」

2021年06月01日 | 季節の移ろいの中で

        
             真っ赤な真珠のような実を結ぶナンテンも、今は白い小さな愛らしいつぼみを見せる 

初夏の風に爽やかさを感じながらも、肌は汗ばむ暑さも感じるころ。早くも6月を迎えた。
と言うか、やっと待望の6月を迎えて、長く続いた自宅待機、リモート学習を終えて、いよいよ学校に、寮生活に戻れる日がやって来た。と、喜んでいるのは孫三兄弟の次男君である。

自らの将来をシミュレーションして、自ら選んだ学校に進んだ彼の行き先は神戸であった。コロナ感染拡大の最たる大都市に隣接する神戸。学校内に感染者が出たり、学生寮を閉鎖せざるを得なくなりして、仕方なし一時帰省で里帰りを命じられていた。その禁がようやく解けて、明日から授業が再開され、寮生活も可能となった。

4月の初め、夢と希望と憧れに胸を膨らませて乗り込んだ神戸自動車大学校。入学式を終え、何人かの友達も出来て、授業が始まるのを待つだけの状態の中で、コロナ感染拡大、急遽授業は取りやめ。閉鎖を前にした学生寮の部屋に弁当だけを届けられて、対外活動一切禁止の缶詰状態。その時貯め込んだストレスの大きさは計り知れないほど大きくて、彼の人格を壊しそうなほど厳しいものであった。

それを知っているだけに、「じいちゃん、オレ行ってくるよ」と再出発を前にして顔を見せに来た彼の顔がまばゆく見えた。何もしてやれないジジは、力強いグータッチと、飯代の足しにと封筒を渡すくらいのこと。そして「じいちゃんの期待の星なんじゃけーがんばれよ!」と送り出した。

一つの季節が変わることで、多くの若者の将来が開ける。そんな6月のスタートであってほしい。

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