「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「自治会の清掃」

2021年06月13日 | 地域活動

         
        3月完成の自治会事務所前の草取り                   自治会公園の草取り

1年に1度、自治会上げての大掃除。78世帯あるうちの75世帯が自治会員。そのほとんどが参加する我が自治会の、年間最大にして唯一の共同行動である。高齢化や単身世帯の増加など、現代社会の大きなうねりをものともしない、活発で有意義な活動が毎年この時期に行われる。

約2週間前に各家庭に土嚢袋が配布される。自宅敷地にに面した道路にある溜枡のヘドロをすくい上げ、土嚢袋に回収して水を切っておく。清掃当日、誰ともなく一輪車に積んで所定の置き場に積み上げる。そして団地内道路や公園、完成して間もない自治会事務所前の草取りなどに約1時間汗を流す。
この団地が出来て27年。毎年1回はやって来た恒例行事なので皆さん手慣れたもので、くどくど説明する必要もない。ただ一つの注意はケガをしないこと。

団地が出来て間もなく組織された自治会、そこで出来上がった会則。ここまでに何回かの改訂もあった。その時々において良かれと思って決めた会則も、時間の経過と共に時代に合わなくなったものもある。そんな会則の改訂をヘタに求めると「藪をつついて蛇を出す」ことになってはまずいのでつい口をつむってしまう。その最たるものが「会長は班長の中から決める」という、1年こっきりの輪番制がまかり通っていることだ。

まあそうは言っても、せめて「1期2年、再任を妨げない」程度の猶予期間を作ってあげるのが、新任会長に対する本当の親切というものではないか。などと本気で考えるのが少数派だとするなら、現行でいくしかない。しかも、年に1回こっきりのイベント自治会大掃除も、なんとか様になっているし、他になにかしようと新企画を立てるわけでもないのなら、現状維持が波風立てなくていいのかもね。
但し、現役時代の「技術開発」という職場では「現状維持は退歩である」と厳しく言われ、尻を叩かれ続けたのを思い出す。

たかが自治会、されど自治会。やがて自分も団地の外に遊びに出られなくなるときが来るのを覚悟している。その時のためにも、団地内で楽しめる方策を何かこしらえておきたい欲望は持っている。

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