「アミドのハリカエはございませんか、大中小どの網戸でも張り替えいたします。アミドのハリカエお申し付けください。アミドの・・・」
軽トラックのスピーカーから、高らかに軽やかに網戸張替の出前サービス繰り返し繰り返し流される。
これを聞くとドキッとする。というのも、筑後26年の我が家。外壁の塗り替えもやり、電気温水器の更新もした。だが、やらなきゃいけないなーといつも思っているのが網戸の張り替えである。二階の出窓、中連窓など傷みが激しく、隙間が出来ている。直接人目に触れないからと、伸ばし伸ばしで来ている。そろそろ修繕しなきゃな~と思ってはいるが、出前サービスは結構なお値段が張る。「いつか自分でやってみたい」と思うようになっていた。
ついに今日、ホームセンターに出向いて必要な原材料をゲット。網戸の外し方から復習しながら、取り敢えず、破れの一番ひどい寝室出窓からスタートした。とっかかりが遅いので西日が差し込む。アサガオが作ってくれる日陰のコンクリートの上に、廃棄のカーペットを敷いてその上で作業。写真は見づらくて申し訳ないが、アサガオの陰が映り込んでしまいました。
写真は不味くても、修繕作業の方はこれが意外に順調にいった。「案ずるより産むが易し」。専用工具と、少しの慎重さと、そして何より「欲」が絡んで、それはそれは見事に仕上がった。われながら修繕屋さんができるんじゃない?とニッコリ。ご近所さんに修繕依頼を呼びかけてみようか、などとは思わないことにして。
2軒目として建てたこの家も26年。あちこちの修繕が求められるようになった。もちろん住人の健康も修繕が求められる。まあ自助努力で治せるものはいいが、どうにもならない経年劣化もある。
家屋も備品も、住人の健康も、必要な修繕は早いに越したことはない。早さを決め手に、今少し健康寿命を伸ばす努力をしてみるかねー。それもおのずと限界はあるのだろうが。