「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「あれから1年」

2014年06月07日 | 家族・孫話

 
   大きな口をあけ、身振りもまじえて大声で(中央)       口を真一文字に、堂々と椅子に座った1年前

年少さんから年中さんへ。さくら組からパンダ組に進級した、孫三男坊の悠雅君。
昨年のこの時期と同様、小さな音楽会が幼稚園の講堂で繰り広げられた。
自信満々にこやかな笑顔と、大きな声で歌いながら、観客席後方から入場しステージに上がる。

身振り手振りも華やかに、声は人一倍甲高い大きな声で歌う。安心して見ていられる。
カメラのシャッターを押す指にも力が入ろうというもの。

振り返ると、丸1年前の6月1日。悠雅君にとって、初めて体験する幼稚園という集団生活。その中で初めての音楽会というステージ体験。気おくれがあったのだろうか。
音楽会前夜、急に足首が痛くなった。当日朝も足首が痛くて歩けないという。
お腹や頭が痛くなるのはよく聞く話であるが、足首が痛いとはねー。半信半疑で母親がおんぶして幼稚園へ。
兎に角「足が痛い」の一点張り。ステージでは椅子に座ったまま、口は真一文字。ひと声も発しない。
ありゃいったいなんだったのだろう。

三男坊として生まれて1年間は育児休暇の母親とべったり。1歳の誕生日を迎えるや、母親の勤める職場の保育施設へ。
そこは少ない人数で、思うが儘に遊ばせてもらう、割と自由な施設で2年間。
そうして4歳になって、人数も多い、カリキュラムもしっかりした幼稚園生活。それが馴染めなかった・・・とは思わない。
が、虫のいどころが悪かったのか、へそが横に曲がったのか。椅子に座ったまま。それも堂々としている。

その後、得意のアウトドアーで園長先生とサッカーしたり、運動会は何をやらせてもダントツ。
そして迎えた今日2回目の音楽会。頭の飾り鉢巻もピンクから黄色に変わった。
講堂中に響き渡る大きな声で歌う。身振りも先生に教わった通り、ちゃんとこなす5歳児である。

あの1年前がなんだったのか分からないが、今は自信復活。何をやらせても人後に落ちない。
彼らにとって1年の成長の大きさは、計り知れないものがあるようだ。
これからも気長に、彼らのペースに寄り添って、応援団長を続けて行くことになりそうである。

コメント (6)
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