「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「しろへび神社」

2013年01月03日 | 季節の移ろい・出来事

        
         青空に映える、真新しい「白蛇神社」  2013年1月3日

晴れ渡る青空に似合わず、寒風吹きすさぶ正月三が日の最終日。
11月末に新築落成した岩国白蛇神社が初めて迎えるお正月。それも巳年に重なったこともあって、縁起を担ぐ参拝者は後を絶たない。小生もその仲間入りをして参詣。
さすがに白蛇神社、参拝客は長蛇の列というところである。

白蛇の起源や生息などについては色々言われているが「岩国のシロヘビ」は、山口県岩国市の限られた地域にだけ生息する世界的にも珍しい蛇である。このシロヘビが初めて文献にあらわれたのは、1738年(元文3年)の「岩邑年代記」にある記録で「岩国市横山の千石原御門付近にシロヘビが一匹いた」という意味のことが書かれているという。

また、「今津の錦川の河口に吉川藩の米蔵が沢山あり、この米を食べるネズミを常食としていたアオダイショウが、突然変異で白化してシロヘビになった」とも伝えられている。
白化が遺伝的に安定した例は、世界的にも見当たらず、大変珍しく貴重なものである。

1924年(大正13年)には、生息地が国の天然記念物の指定を受けた。その後、学術的にも貴重であることが認められ1972年(昭和47年)には、シロヘビそのものが国の天然記念物となった。岩国の人々は、このシロヘビを幸福の神として大切にし、弁天様のお使いで、商売繁盛の神、金運の開ける神として崇拝してきた。この珍しいシロヘビが、今日まで絶滅を免れて来たのは、このような岩国市民の深い崇拝の念と愛情があったからだと言われている。

あの真っ白い蛇の目が、ルビーのように赤く輝いて見えるのは、シロヘビには肌の色を決めるメラニン色素が少ないかほとんど無いため、目の血管に流れている血液が透けて見えるから、あのように愛くるしいルビー色をしているのである。

残念ながら個人的には、動物の中で最も好きで無い部類に入るヘビ様。
ただ今年一年は何かにつけてお世話になる干支。しかも金運が開けるとなると話は別である。というようなにわか信者には金運も開運も訪れないのだろうか。
お賽銭は弾んだ!苦しいときの神頼み。よろしくお願いします!!

コメント (2)
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