「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「雪焼けの笑顔で」

2013年01月07日 | 家族・孫話

 
  雪焼けした元気な笑顔で       札幌空港から2時間15分かけて広島空港へ

三学期始業式を明日に控えた今日、午後3時40分。
2週間に及ぶ北海道スキー合宿に参加していた、6年生の孫兄ちゃんが元気な笑顔で帰ってきた。雪焼けで赤黒くなったホッペが逞しさをにじませ笑っている。

迎えの母親、弟二人、それにジジババ。みんなに囲まれて心からの安堵の表情が見て取れる。無理も無い。経験の浅い彼にとって、ある意味過酷な体験であったろう。
そんなこちらの心配をよそに、まとわりつく二人の弟へ、ちっちゃな可愛いお土産物を次々取り出しては渡している。弟たちのテンションはもう上がりっぱなし。

遠くの空に兄ちゃんの乗った機影が見えると「兄ちゃ~ん、お帰り~、待っとったよ~」とあたり構わず叫ぶカー君。「兄ちゃんには聞こえんが言ってみたかったんよ」と。
手には、暮れに行った大山スキー合宿で買ってきた兄ちゃんへのおみやげが握られている。三男坊悠雅君は、おにいちゃんが帰ってくるというだけで、意味は分からないのだろうがもうはしゃぎっぱなしで、ひたすら到着を待つ。

こんな光景を見るだけでも、兄ちゃん一人のための長期合宿にとどまらず、兄弟三人の更なるきずなが強くなったことを感じさせる。もっとも、明日からはまた三者三様の言い分で小競り合いが始まるのだろうが、少なくとも留守の間は、お互いがお互いを思い遣っていた様子が窺えるだけでも、その効果の大きさが知れる。

「楽しかった、行ってよかった。また行かれたら行きたい」と、普段は口数の少ない兄ちゃんが、興奮気味に端的な感想を聞かせてくれたのにはこちらも安堵させられた。
その反面、先月26日広島空港を飛び立つ機内で、離陸急上昇するとき、ちょっとだけ気分が悪くなった、と漏らしたが、長期単独行動に向かう不安が子供心に大きくのしかかったのだろうか。飛行機の急上昇だけが原因では無かったのだろう、と勝手な想像をする。

いろんなドラマを呼びながら、兎に角無事に元気に帰ってきた。
両親が思い切って旅に出せる道を選んだのだから、ジジババは傍観者でいればいいようなものだが、そうは行かない。毎日の天気予報は先ず北海道に目が行く。
今日も吹雪か・・・難儀をせんにゃいいが・・・と。そんな心配が徒労に終わった。

迎えの帰り道、乾杯は出来ないが責めて、食べたいものを腹一杯食べさせた。
おみやげ話は時を改めて、ゆっくりボチボチ聞かせてもらおう。

コメント (12)
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