「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「金メダル第1号」

2008年08月11日 | スポーツ・観戦
北京オリンピック、金メダル第1号。柔道男子66㎏級 内柴正人選手が栄冠。
アテネに続く2大会連覇は日本柔道史上4人目の快挙。30歳代での金メダルは初めて、と言うおまけ付き。

大方の人が、今大会金メダル第1号は、柔道女子48㎏級の谷亮子選手を予想したであろう。私もその一人だった。
ところが、勝敗の行方とは予測に反することが多い。シドニー・アテネ、2大会を制し、今回が3連覇への挑戦で向かうところ敵なし、と思いきや、思わぬ伏兵に敗れたりする。信じられないが事実である。

谷選手にかける夢破れたとはいえ、世界第3位の銅メダルなのである。悔しさは残るがねぎらいの大きな拍手は送って上げたい。みんなが金メダルを期待する気持ちが、それほどまでに強かったということなのだ。
それやこれや、日本選手団の士気に与える影響を心配した。見事に取り越し苦労に終わってよかった。不安を払拭してくれた内柴選手の2連覇に、改めて拍手を送りたい。

今日はまた、世界新記録で金メダル、2大会連覇を見事に果たした水泳男子100m平泳ぎ、北島康介選手の勇姿が何度も何度も放映された。
これもまた何を語るも言葉が空しくなるほどの、大記録であり快挙である。
連覇を成し遂げる4年間の軌跡は、あの北島選手でさえ、涙で言葉が出ないほどの筆舌に尽くせない大きな感慨があるに違いない。

この後も、まだまだ期待する種目はいっぱいある。
身体能力・運動能力・更には練習に打ち勝つ精神力、いずれをとっても我々の遠く及ぶところではない。が、勝って涙し負けて涙する人間としての気持ちの動きは十分に理解して上げられるし、感情を分かち合えると思っている。
そして、精一杯の声援を送ることが、私に出来る唯一のオリンピック参加でもある。

       ( 写真: 金メダル第1号となった試合直後の内柴正人選手 )



コメント (6)
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