「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「お盆行事」

2008年08月16日 | 季節の移ろい・出来事
8月15日、終戦記念日。今年で63回目となる。
日本武道館での全国戦没者追悼式をはじめ、各地で色んな鎮魂行事が催された。
正午の時報に合わせ、黙祷を捧げると共に、言うまでもなく愚かな戦争を二度と繰り返さない不戦の誓いを、新たに胸に刻みつけたい。

我が家のお盆行事は多彩である。お墓や仏壇へのお参りは当然のことである。
一方で、8月15日は、可愛い2番目の孫6才の誕生日でもある。近くに住む娘夫婦も、お盆行事に合わせて我が家にやってきて、一緒に誕生祝いをすることになる。

この時期のパーティーと言えば、やはり庭でのバーベキューが最高であり人気も高い。台所準備をばあちゃん。日のあるうちから汗だくで、テーブルやコンロの火起こし準備はじいちゃん。真っ先に食べ始めるのは孫2人と娘夫婦。残念ながらセガレ夫婦は仕事の都合で帰れなかった。

焼肉で満腹になった頃に、誕生祝いケーキカット・プレゼントお披露目となる。
但し、我が家にやってきて最初にすることは、4人8本の手でローソクに火をともし、お線香をくゆらせ、小さな手に合わせたお数珠をかけて、合掌・礼拝は欠かしたことはない。「なんでお参りするの??」の質問も2年前まで。

そして今日16日は精霊送り。我が家では朝夕の仏壇お参り程度で終わる。
京都の壬生寺では「お精霊送り」(おしょらいおくり)という、亡き仏の戒名を新しい小さなお札に書いてもらって納める、と言う行事が一日中行われる。それに合わせて、ご詠歌の声も一日中絶えないそうである。
付け加えると、このご詠歌が、日本の歌謡曲や演歌の源流ではないかとと言われているそうな。

お盆行事、各地各様色々あるものだ。
今一度、戦争などと言う暴力によって、人間の欲望を満たそうとする愚かしい行為を絶対繰り返さない誓いを、新たにしたい。

     (写真: バーベキューを前に、満足そうな誕生祝い主役 )
コメント (4)
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