「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「暑中見舞い」

2008年08月01日 | 季節の移ろい・出来事
近年暑中見舞いを出す数が極端に少なくなった。従って、クルマ屋さんや金融機関その他コマーシャル関連の暑中見舞いを除いては、ほとんど来なくなった。
パソコンや携帯電話のメールに頼りすぎているからに違いない。

やはり、夏はそれらしい一服の清涼剤となるような暑中見舞いを出すと喜ばれるだろうな、と思うが年賀状ほどの力が入らない。

ところで、いつまでが「暑中見舞い」で、いつからが「残暑見舞い」なのか。
そのくらい常識として多くの方はご存じだと思う。私も知っている積もりであるが、念のため広辞苑をひもといてみた。

暑中とは、夏の暑い時期。夏の土用18日の間とある。
次に土用を調べた。立夏の前18日を春の土用。立秋の前18日を夏の土用。立冬の前18日を秋の土用。立春の前18日を冬の土用と言うのだそうだ。
このように、土用は春夏秋冬それぞれにあるが、普通には夏の土用を言うらしい。

となると、今年の立秋は平年より1日早く、8月7日だから、8月6日までが暑中見舞い、8月7日以降は残暑見舞いということになる。
それほどこだわらなくても「知らぬが仏」でいいようなものだが、知ってしまうとついついこだわるようになる。

そんなことより、暑中でも残暑でもいいから、お見舞いを出すことにこだわらなければ意味がない。ブログアップのお陰で、季節の写真は色々取り込んである。
それらを活用して、気になるあの方へ、この方へも、出来れば暑中のうちにお見舞いをしたためよう。

それでなくても暑い夏の夜、厚ーい重たーい広辞苑を抱え回ったら汗が出た。
それでも、復習せずにいたら暑中も残暑も一緒になっていたかも知れない。それこそ冷や汗をかくところであった。やっぱり辞書はそばに置こう。

        (写真: 暑中見舞いはがき )

コメント (6)
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