アウトドアライフの記録 その2

「アウトドアライフの記録1」の続きです。山歩き、桜や紅葉、季節の風景、古代史の舞台、南の島を尋ねた記録です。

信濃飛騨山旅 2013年夏 3.中房温泉から燕岳往復 8月28日  その4

2019-01-20 22:53:00 | 信州飛騨山旅 2013夏
中房温泉から燕岳往復 その4 

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燕山荘から中房温泉へ下山

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さあ 引き返そう、雲に巻かれないうちに。
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このあたり一体は 風化が進んだ花崗岩地帯なので 滑りやすくとても危険だ。

慎重に引き返す。

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燕山荘が 見えてきた。やれやれだ。

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滑りやすい尾根道を歩いて、燕山荘に帰ってきた。

さあお昼ご飯だ。

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燕山荘のレストラン。山小屋とは思えないきれいさだ。女性に人気の理由が分かる。

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パスタランチセットを注文。これで千円は山の上では良心的だ。

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食事を終わり、外に出るとこの標識の前でたくさんの人が

記念撮影をしていた。槍穂高連峰が目の前だ。

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突然槍ヶ岳の雲が取れた。やはり迫力がある。

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下山道もたくさんの人が登ってくる。みんな今夜は燕山荘でお泊り

なのだろう。ツアーの団体客や高校生中学生の団体など。

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登ってくる人があまりにも多く、「登り優先」などといっていてはいつまで

経っても下山できないので「ごめんやっしゃ、ごめんやっしゃ」といいつつ、

どんどん下山する。

これは「合戦尾根の頭」で休憩する中学生の団体。

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第三ベンチも無事に通過する。
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ふり返ると燕岳は完全に雲の中だ。

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中房温泉の赤い屋根が見えてきた。もう一息だ。

ここで膝を抱えてうずくまっているおじさんがいた。聞くと「突然膝が痛くなり

膝に力が入らないので、下山できない。」とおっしゃるので

「助けを呼ぼうか」と聞くと 「少しずつ下山するからあと1時間もあれば

降りれると思う。」とおっしゃっていたので、そのまま下山した。私の足では

10分で降りれたが、あの男性はどうされたのだろうか。

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中房温泉到着。ここは日帰り入浴も出来るそうだ。

※「有明荘」も「昨夜泊めていただいた」と言えば下山後 無料で

温泉に入れる」

明日の移動も考えてそのまま安曇野市へ行き 泊まる。

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実際に歩いた記録。

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歩いた高度記録。標高差は約1350mで、歩行距離は 12.5kmだった。

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次は木曽駒ケ岳
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信濃飛騨山旅 2013年夏 3.中房温泉から燕岳往復 8月28日  その3

2019-01-18 16:58:02 | 信州飛騨山旅 2013夏
中房温泉から燕岳往復  その3
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燕山荘から燕岳山頂へ

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尾根道を歩いていると次第に雲が多くなってきた。

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案内地図には何も書いてないけど、これはどう見てもイルカだなあ。

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イルカ岩の足元は砂礫で、コマクサの群生地になっていた。

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いよいよ山頂が近づいてくる。

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みんな手ぶらで歩いているけど あんな軽装で大丈夫かいなあ。
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振り返ると燕山荘は雲の中。全く見えない。

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山頂直下の道、きれいに整備されている。

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山頂到着。歩き始めて約4時間30分だ。

たくさんの人が景色を楽しんでいる。

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後から次々に ひとが登ってくる。たくさんの人だ。

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三角点の向こうには、縦走路が続く。

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すぐ近くに「ホシガラス」が着て止まった。人懐こいやつだ。

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槍ヶ岳を歩きながら見ているが、雲がぜんぜん取れない。

周りの山は雲が取れても、槍だけは雲がかかっている。

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雲が増えてきたので、直ちに引き返す。道が明確でないので

雲に巻かれたら危険だ。

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この岩の足元に看板があり「めがね岩は崩れていて危険なので

近づかないように」と書いてあった。岩にも名前がついているんだ。

先程の岩はイルカ岩かもしれない。

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中房温泉から燕岳往復  その4へ続く

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信濃飛騨山旅 2013年夏 3.中房温泉から燕岳往復 8月28日  その2

2019-01-16 10:17:00 | 信州飛騨山旅 2013夏
中房温泉から燕岳往復 その2  
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合戦小屋から燕山荘(えんざんそう)へ

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合戦小屋名物の「スイカ」、800円也。乾いたのどに非常に美味だった。

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合戦小屋の名前の由来が書いてある。桓武天皇の時代に坂上田村麻呂が
この地に住み 人々に災いをもたらす邪悪な族と大合戦をして打ち破り
この地に平和をもたらしたという故事にちなむらしい。

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合戦小屋から少し歩くと 「合戦尾根の頭」に出る。このあたりから

森林限界になり、見晴らしはぐっと良くなる。

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南アルプスが見えている。

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合戦尾根を歩く。次第に木が少なくなる。

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燕岳がようやく見えてきた。

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燕山荘が見えてきた。もうすぐ尾根道だ。

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尾根への最後の登り道。

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上りながら 燕岳山頂に人の姿が見えてきた。

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尾根の直下はお花畑になっている。咲き乱れる花の上に燕山荘の

屋根が見える。

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尾根に到着した。歩き出して約4時間だ。

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尾根にリュックが沢山置いてある。みんなここにリュックを置いて

燕岳へ往復するのだろう。往復約1時間だ。

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燕山荘に到着。なかなかしゃれた建物だ。

診療所やレストラン、喫茶室、宿泊個室などを備えた人気の山小屋だ。

収容人数は数百人という。若い女性や、高校、中学の生徒が多いの

もうなずける。

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燕山荘から見た燕岳。少し雲が出てきたようだ。食事の前に行ってこよう。

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自衛隊の隊員が沢山やってきた。

山で自衛隊に会うのは 北海道斜里岳以来だ。

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中房温泉から燕岳往復 その3へ続く

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信濃飛騨山旅 2013年夏 3.中房温泉から燕岳往復 8月28日  その1

2019-01-14 09:41:56 | 信州飛騨山旅 2013夏
中房温泉から燕岳往復 その1 
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有明荘で前夜作ってもらった朝食お弁当を午前五時半に食べる。当日燕岳

へ登るほかの人も食堂で一緒に食べる。

中房温泉有明荘を6時前に出発して登山者用駐車場へ。

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有明荘から合戦小屋へ

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今回歩いたコースをピンクで示す。往復同じコースだ。

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国民宿舎有明荘でもらった駐車場の地図。全部で120台ある。

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6時前に駐車場に着いたのに、どこも満車、凄い人気の山だ。

空き地の草むらの中になんとか車を突っ込んで駐車。

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身支度整えて6時半出発。登山口の中房温泉はたくさんの人だ。

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歩き始めて1時間強で第三ベンチ到着。

左のベンチに座っている女性と右の男性のカップルと 結果的に一日中

行動が一緒だった。

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相変わらず急な登り道が続く。沢山の登る人を少しずつ追い越しさせて

もらったが、下山する人も凄く多い。中高生の団体もどんどん降りてくる。

有明荘をお昼12時30分発新宿行きの高速バスに乗る人も多いらしい。

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時々木の間から 周りの高い山が 時々見えている。

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歩き始めて2時間くらいで「富士見ベンチ」に到着。

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遠くに富士山が見えているから「富士見」というのだそうだ。

今日は富士山が見えてラッキーだ。

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蓼科山から八ヶ岳の赤岳までが、並んで見えていた。

隣で見ていた人が説明してくださった。

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大天井岳と山小屋もみえている。これも隣で見ていた人に

説明していただいた。

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合戦小屋へあと五分の看板が出てきた。

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合戦小屋到着、3時間くらいかかった。

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合戦小屋への荷揚げは、左ステージはヘリコプター、右ステージは

ケーブルリフト。沢山の荷物が どんどん運ばれてくる。

※合戦小屋は宿泊できない。食事のみ。

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中房温泉から燕岳往復 その2へ続く
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信州飛騨山旅 2013夏 2.濁河温泉から開田高原を通り中房温泉へ 8月27日

2019-01-12 09:29:15 | 信州飛騨山旅 2013夏

2.濁河温泉から開田高原を通り中房温泉へ 
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今日は移動日。昨夜泊まった濁河温泉を後に、まず開田高原へ。

そして今夜の宿の中房温泉へ。

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濁河温泉一日目の宿は「濁河スポーツレクリエーションセンター」。

温泉付き、一泊三食付いて8400円なり。

泊り客のほとんどが、大学、高校の陸上部の学生生徒だ。

高地トレーニングに来ている。なんせ昼の最高気温が20度前後、

夜は寒いので部屋は暖房が入っていた。

早朝出発するというと、朝ごはんとお昼ご飯をお弁当に入れてくれた。

かなり手が込んでいて、とてもおいしかった。

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濁河温泉二日目は「旅館御岳」。渓流露天風呂の下の川は硫黄混じりの

お湯が混ざり、川の水も変色している。おまけに湯気も上がっていた。

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旅館の露天風呂は、階段を250段くらい下りた、渓流のほとり。

混浴と書いてあるが、誰もいない。川の水音とカジカの鳴き声だけが響く

野趣あふれるお風呂だった。

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旅館の駐車場から見上げた御嶽山の西側。

右が摩利支天、左が継子岳。一泊二食で15,000円也。

飛騨牛の料理付きでとてもおいしかった。

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チャオ御岳スノーリゾートから見た御嶽山北側。山は継子岳が見えている。

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濁河温泉の周りは蕎麦畑が多い。今は蕎麦の花が満開だ。

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開田高原はトウモロコシが有名だが、蕎麦畑も多い。

手前はたわわに実ったお米で、その向こうの白い畑は蕎麦畑の

蕎麦が満開だ。

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開田高原のコスモスの向こうは、御嶽山の東側。一番左のピークが剣が峰。

コスモスの後ろは、トウモロコシ畑が続く。

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御嶽山ロープウェイ入り口付近から見た、南東部の御嶽山。

左の剣が峰の手前に「王滝頂上」のピークも見えている。

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木曽福島の太陽広場から見た御嶽山。

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安曇野から狭くて細くて曲がりくねった山道を1時間以上走ると

今夜の宿「中房温泉」だ。燕岳登山口の秘湯として有名だ。

この宿は「国民宿舎有明荘」で一泊二食11,000円也。

早朝出発というと、朝ごはんをお弁当にしてくれた。

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次は「燕岳登山」

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