乾徳山 その3
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よし、慎重に引き返そう。まずこいつを降りて。
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滑りやすいので ここも慎重に
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登るのは大変ですが下りるのも右手の力が入らないので大変です。
思わず 滑り落ちそうになりました。
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扇平に戻ってきました。ここでお昼ご飯にします。
8時半にスタートして今は13時15分、5時間ちかく歩きました。雪があるから道も分かりづらく
かつ歩きづらく時間がかかりました。
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コンビニおにぎりは二つとも凍っていました。氷点下を5時間も歩いていたら そら凍るでしょうね。
かむとジャリジャリ音がして味は分かりません。冷たいお茶で流し込みました。
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凍り付いた手袋に再び指を通すのはつらい。しかも氷点下の気温で。
こんなスキー用の手袋じゃなくて冬用の手袋を装着すべきだった。
半年ぶりの雪山で勘が鈍っていたのでしょう。
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頭上を雪雲が渦を巻いています。吹雪が激しくなりました。さあ下山しよう。
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吹雪の中を下山します。
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「熊に注意」の張り紙が駐車場にべたべた張ってあったので 熊除けベルを付けていましたが
いつの間にか音がしなくなっていました。よく見るとベルが吹雪で凍っていました。
※最近の熊は冬眠しないやつもいるようです。エサが少ないので 冬眠できないのでしょう。
京都北山の熊は一年中出てきますし、先日も世界遺産大峰奥駈道の大普賢岳付近で 吹雪の中を
登山中の男性が突然現れたクマに体当たりされて 熊もろとも崖下に転落されてお亡くなりに
なりました。異常気象のせいなのでしょうか、熊も人間も困ったことです。
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標高1500m付近まで降りてきたら なんと青空です。
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大平牧場付近も青空です。
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しかし振り向くと山頂付近は雪雲が渦巻いています。
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ソーラーパネルの右が駐車場ですが ここまで来たら雪雲が現れてまた吹雪になりました。
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標高1300mの駐車場から見下ろす ふもとの集落も雪のようです。
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ガーミンの記録です。ガーミンの調子が悪く高度と距離の記録がされていませんでした。
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ジオグラフィカは珍しく記録してくれました。
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ジオの記録です。標高1950mで引き返したのであと標高差80mほど残っていました。
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笠取山へ続く
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※帰宅して近所の整形外科医に右腕を見てもらいに行くと「関節はどうもないので、単なる筋肉痛です
な。とりあえず その毎日の腕立て伏せの回数をへらしてみたら」と言われたので 回数を半分にしたら
なんと一週間ほどで右腕の痛みはなくなりました。機会があれば乾徳山へ再チャレンジしてみようと思い
ます。
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