金剛山から紀見峠へその3
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葛城経塚二十八宿第19番神福山です。
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5~6年前の台風で社が吹き飛ばされていたのを運んで、針金で固定したのが まだ持ちこたえているようです。
誰かがお供え物に生卵をお供えしていましたがこれはおかしいなあ。
生卵をお供えするのは、一般に「巳さん」と呼ばれる蛇の神様です。
それと奈良県桜井市の大神神社の主祭神は大物主(古代出雲王朝第八代主王の八千矛でかれは徐福に殺されました)
で記紀の作り話で蛇の姿をしていると書かれたので 大神神社では大物主に生卵を奉納するようになりました。
葛城経塚は法華経八巻二十八本を納めていて、修験道の始祖役の小角(えんのおづぬつまり役行者「えんのぎょうじゃ」)
かもしくは不動明王を社に祀ることが多いのです。
経塚には蛇の神さんはいらっしゃいません。
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金剛トンネルの真上に来ました。さきほど昼食時に私を追い越して行った二人連れの女性は
ここから国道310号線へ下りて行ったようです。5~6分で降りれます。
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行者杉に到着しました。
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行者堂に参拝しここまでの無事を感謝し、以後の安全をお願いしました。
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五條市は年々見えづらくなります。雑木林の木々が年々大きくなるからです。
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タンボ山を15時20分に通過しました。
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頭上の広葉樹が色づいて 夕日を浴びてきれいです。
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西の行者堂に到着しました。日がかなり傾いてきました。
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天見の文太谷への分岐点に来ました。手作りの標識がたくさんぶら下がっています。
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文太谷分岐を過ぎると一気に丸太階段を急降下します。
標高700mから約500mへ一気に200m近くを一気に急降下します。
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急こう配の階段の際に巻道と手すりが作られていました。
おそらくあの和歌山県かつらぎ町のダイトレ爺さんでしょう。しばらく見ないと思ったらこんなところで
工事していたのですね。でも 爺さんの家からは岩湧へ来るよりは個々のほうがはるかに近いですからねえ。
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山の神へ一気に降りてきました。ダイトレ紀見峠へはまっすぐですが、左の細いバイパスが近道なので
そちらへ行きます。
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初めはきれいな道だったのですが すぐに熊笹と倒木で歩きにくい道になっていました。
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熊笹と倒木地帯を抜けると柿畑に出ます。
ダイトレの尾根に夕陽が沈んでいきます。
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その4へ続く
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