シーボルト記念館(長崎紀行・其の6)
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フィリップ・フランツ・バルタザール・フォン・シーボルト(ドイツ語: Philipp Franz Balthasar von Siebold、1796年 - 1866年)は、ドイツの医師・博物学者。
江戸時代の日本に西洋医学や博物学を伝え、科学的な総合調査にもとづきヨーロッパに日本を広く紹介した。
本館は、日本の近代化に貢献したシーボルトを顕彰するために国指定史跡シーボルト宅跡(鳴滝塾跡)の隣接地に長崎市が設置したもので、平成元年(1989)10月1日に開館した。
建物の外観はオランダ・ライデン市のシーボルト旧宅を、玄関はシーボルトの祖父カール・カスパル宅をイメージした。
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国指定史跡シーボルト宅跡(鳴滝塾跡)。
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アジサイは、世界で広く親しまれている日本産の落葉低木。
シーボルトは数ある植物の中でもアジサイを愛したようで、彼の著書『日本植物誌(フローラ・ヤポニカ)』には、彼が日本で知り合った「オタキさん」という女性の名前からつけられたといわれる「Hydrangea otaksa(ハイドランジア オタクサ)」という学名でアジサイが紹介されている。そのような縁で長崎市の花は「アジサイ」が選定されている。
今回の旅、市内のあちこちでアジサイを見ることが出来た。
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シーボルトは江戸時代に長崎・出島のオランダ商館の医師として日本へやって来た。
日本人医師の育成をする傍ら、日本の風物や植物などを世界に広く紹介したことが知られている。シーボルトは医師でありながら、自然科学などの分野にも非常に高い関心があり、様々な功績を残している。
*シーボルトはオランダ人と思い込んでいたが、サザコーヒーの鈴木誉志男さんから「ドイツ人ですよ。当時の航海では多くの人命が失われ人手不足、ドイツ人も雇用されたのです」と御教授頂いた。
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1階ホール・ロビーの大きな壁面に「狩野春湖」の「出島図」(水府明徳会・彰考館蔵)
掛け軸の原画を拡大してタイル絵として復元したらしい。
長崎まで来て、水戸に出会えたのは嬉しかった。
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2階の
常設展示室では、シーボルトの生涯と功績を6つのコーナーに分けて展示されてある。
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シーボルトが使用したと伝えられる「コーヒーカップと皿」
多分「伊万里焼」だろうと、鈴木誉志男さんからのアドバイス。
大量の伊万里焼がヨーロッパに輸出された。