「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

大森多喜雄が写した、昭和45(1970)年の水戸市銀杏坂から南町1丁目。</

2020年10月11日 11時24分15秒 | 水戸の今と昔
大森多喜雄が写した、昭和45(1970)年の水戸市銀杏坂から南町1丁目。



当初は、丸興という月販会社のため地元の組合が建設した共同ビル。
その後、川又書店・駅前店などを経て現在の1階はセブンイレブン。
この北側の大銀杏が「銀杏坂」の由来だが、今の京成ホテルに向かう上り坂を指した。
この銀杏の木は戦災で焼け残り再生した復興のシンボルだった。
ここから郵便局に至る坂道(現・銀杏坂)は堀を一部埋め立て明治20年に開削された新道。

ビジネスビルとして建設された、フジビルの旧館。
地下に「はロマンス座」という映画館が在った。
現在の新館は1階にJTBなどが入居している。



ホテル・新治館は新築されて「アーバンホテル・シルバーイン」。
1・2階がテナントの商業部分、3階がフロント。
当時としては斬新な方法だった。



久米洋服店もテナントビルとして姿を変えた。
東照宮の鳥居の辺りも久米ビルの新築に伴い変わった。

鳥居を潜ると映画館「水戸東映」は宮下銀座の入り口として大賑わいだった。
今は、駐車場となっている。



木造2階建ての「中屋旅館」はビル建て替えビジネスホテルに。
その後、オーナーが代わって雑居ビルに。

「小林パン店」昔ながら堅パンなどで人気のパン屋さんだった。
パン屋からビジネスビルに転換、現在1階には画廊が入居。



相田商店の跡地は福島銀行水戸支店ビル。

福甚ビル、地下に素晴らしい喫茶店が在った。
奥に赤い「観音堂」、「観音堂たばこ店」と「不二家」やうなぎ屋が入ったビルの間には細い通路が在った。
現在、この南側を含め大型の「ライオンズ・マンション」。
道路に面して「リクシル不動産・マイルーム館」

ミマツホテルは、既に現在のビルとなっていた。
隣の木造2階建ては取り壊され現在は更地。



菓子問屋・杉山産業。
現在、新築されて賃貸ビルに、スピーク英仏会話などが入居している。
南に抜ける通路を挟んで「パチンコマルゼン」隣に「大福パチンコ」
パチンコ屋が2軒連なっていた。
マルゼンの跡地はコインパーキング。
大福の地下にも喫茶店が在ったが、火事で類焼し新築。
AUショップを経て現在は居酒屋が入居。



宮下に抜ける路地を挟んだ共同ビルの角は小貫菓子店で、現在・バイロンベイコーヒー水戸店。
この辺りのアーケードは最近まで残っていた、



「銀寿司」のお嬢さんが女優さんになった、との話を聞いたことが有る。
この辺りに郵便局方面への歩道橋が設置された際に位置関係が変わったかもしれない。
現状と対比しようとしてもよく分からないところが有る。



「山城屋」は7階建ての「水戸スタービル」に。

「キムラ」「沼田緑園」の2軒は隣の「新世界」がビル化した際に同化したか?
パチンコ「新世界」ビル、2階は喫茶ルポ―。
現在は1階に居酒屋と洋服、2階に居酒屋、間口の広い雑居ビル。



「食堂・石井屋」現在も4階建ての石井ビルとして存在。
1階は洋装店2階が飲食店。
「婦人服・カトレア」は、その後「ミスタードーナッツ」の時代が長かった。
現在はカフェ・バーとなっている。
「宝石の小林」ビルになって、現在も営業している。



「岡見玩具店」・「セキネ靴店」・旅館。
この3軒が旧サントピアの敷地となった。
サントピアが終業・取り壊されて現在は駐車場。



菓子の「木村屋」魚屋「八百徳本店」は今も揃って在る。



港屋酒店のスパーマーケットは「ダイエー」進出の際に閉店し、その後貸店舗に。
一部は自営のワインバー。
「会沢ミシン商会」はビルになって、現在1階は婦人服店。
ビルになった頃、2階に素敵なコーヒー店が在った。



「アイサワ服装店」現在は更地。
南町1丁目と2丁目の間の交差点(現在のスクランブル交差点)

「シンヤタクシー」とユニホームの「タイヘイ」
2階はコーヒーの「ふじたや珈琲店」



1丁目の「ミナミ食堂」は変わらず営業中。

思い出すままにコメントを付けたが、不確かな部分もかなりある。

●大森多喜雄さんが水戸市内や茨城県内を移した19冊のアルバム。
50年前、中には60年前の撮影も含まれるが、ほとんどシミや退色がない。
ミューズ水彩画紙のスケッチ ブック(ワトソンブック・F6)に貼られていたので湿気の影響が少なかったのではと思う。


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