青山二郎 画・文 福地靖
青山二郎 画・文 福地靖
郵便はがき・平成27年3月1日 水戸郵便局消印」
福地さんは筆まめで郵便はがき用の画用紙に植物や猫の絵、俳句や所感など。日々感じた出来事を書き送ってくれた。
人柄を映した、絵も文も文章も素晴らしく、権威におもねることない独自の道を歩んだ。
何れの機会に回顧展が開催されることを切望している。
『鎌倉文士骨董奇譚 青山二郎』講談社文芸文庫 1992年
『骨董交遊録・青山二郎』(里文出版)と同じような内容の文庫本の年譜で、二郎の父親が茨城出身で青山家に養子に入った、二郎は小学生時代に水府流の水術を習ったことなどは読んでいた。『私憤30秒』という章で徹底的に父親を憎悪し軽蔑していたことを知って、後味悪い思いをした。
ともかく、青山二郎は骨董古美術の世界の異端児で先達であった。
小林秀雄・中原中也・白洲正子などとの交友は良く知られている。
青山二郎(1901~79)美術評論家・装幀家
福地靖(1933‐2019)画家・俳人
青山二郎 画・文 福地靖
郵便はがき・平成27年3月1日 水戸郵便局消印」
福地さんは筆まめで郵便はがき用の画用紙に植物や猫の絵、俳句や所感など。日々感じた出来事を書き送ってくれた。
人柄を映した、絵も文も文章も素晴らしく、権威におもねることない独自の道を歩んだ。
何れの機会に回顧展が開催されることを切望している。
『鎌倉文士骨董奇譚 青山二郎』講談社文芸文庫 1992年
『骨董交遊録・青山二郎』(里文出版)と同じような内容の文庫本の年譜で、二郎の父親が茨城出身で青山家に養子に入った、二郎は小学生時代に水府流の水術を習ったことなどは読んでいた。『私憤30秒』という章で徹底的に父親を憎悪し軽蔑していたことを知って、後味悪い思いをした。
ともかく、青山二郎は骨董古美術の世界の異端児で先達であった。
小林秀雄・中原中也・白洲正子などとの交友は良く知られている。
青山二郎(1901~79)美術評論家・装幀家
福地靖(1933‐2019)画家・俳人