オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

ブルーレイ・オーディオで聴く  ピリス(P) シューマン・ピアノ協奏曲

2015-03-11 09:27:14 | オーディオと音楽
 ブルーレイ・オーディオ で聴く ピリス (P) シューマン・ピアノ協奏曲

 ロンドン交響楽団演奏会のライヴが ブルーレイ・オーディオ・ディスク で出ているので聴きました。
 エリオット・ガーディナー指揮、ピリスのピアノで シューマン・ピアノ協奏曲と メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」です。
 冒頭のピアノと管弦楽の合奏が小気味良く始まり、ピリスのピアノが情緒豊かにシューマンの叙情を歌っていきます。オーケストラも良くつけ、気品ある魅惑のシューマンを聴くことが出来ました。
 ブルーレイ・オーディオの音は流石に良く、帯域広く上下にすっきりと伸びて、空気感、臨場感も豊かです。CDでは聞けない音域の広さを感じました。
 一緒に演奏された、メンデルスゾーンの序曲「フィンガルの洞窟」と交響曲第3番「スコットランド」はガーディナーの指揮の下、颯爽とした歯切れの良い演奏でした。新鮮味溢れる演奏と言えるでしょうか。
 ライヴの画像も同梱されているので、演奏会場の雰囲気を見ることも出来ます。ピリスは円熟の域に達しているように見えました。
 シューマンのピアノ協奏曲のCDでは、ペライアのピアノ、アバド指揮ベルリン・フィルの演奏がすっきりとした美しさで私の愛聴盤でしたが、今回のピリスの演奏は抒情豊かで美しく、且つ音も良くマイセレクトNo.1となりそうです。