種田山頭火
どこまでも咲いてゐる花の名は知らない (昭和七年 日記6・4)
たゞ一本の寒菊はみほとけに (昭和七年 日記11・25)
摘んできて名は知らぬ花をみほとけに (昭和八年 日記4・6)
咲くより剪られて香のたかい花 (昭和八年 日記4・7)
身のまはりは草だらけみんな咲いている (昭和十年 日記4・18)
(種田山頭火著:「山頭火全句集」, 春陽堂, 2002)
どこまでも咲いてゐる花の名は知らない (昭和七年 日記6・4)
たゞ一本の寒菊はみほとけに (昭和七年 日記11・25)
摘んできて名は知らぬ花をみほとけに (昭和八年 日記4・6)
咲くより剪られて香のたかい花 (昭和八年 日記4・7)
身のまはりは草だらけみんな咲いている (昭和十年 日記4・18)
(種田山頭火著:「山頭火全句集」, 春陽堂, 2002)