紘一郎雑記帳

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三橋貴明氏講演録 第1部 紘一郎雑記帳

2014-05-23 04:30:30 | Weblog

三橋貴明氏講演録 5部連続投稿
楽観視できないアベノミクスの行方・第1部
紘一郎雑記帳

政府の目的は一つ 国民を豊にすること

企業の目的を云えば「利益を出すこと」である
では政府の目的は何だろうと考えると、目的は利潤の追求ではない

真の目的は国民を豊にするための政治を
行なうことである

国民が貧しくなるような政治は政府が無能なのだ
日本は残念ながらこの15年余り国民は貧しくなる一方でした
政府の政策には財政の黒字化、規制緩和や強化。公共投資の拡大や
削減、増税、減税などあったが実際には財政が赤字だろうと
黒字だろうと国民が豊かになれば政府は目的を達するのです。

では国民が豊かになるとは、どういう事だろうか。 
端的に云えば所得を増やすことである。

所得のない人は理屈の上では最終的に飢えて死ぬしかない。
失業率の高いユーロ圏ではドイツから金を借りる条件として
緊縮財政を強要され増税支出削減で雇用対策が出来ずにいる。

日本も雇用対策が放置されてきたが、ここでアベノミクスが
地される至ったのである。 

安倍政権はインフレ2%を目指しているのも、過去インフレ率2%に
なれば失業率も2%となり「後はインフレ率が上がっても失業率は
それ以上下がらない。
日本での2%の失業率は完全雇用を意味する可能性が高く
デフレ対策は雇用対策とし有効なのである。

インフレ2%目標だが目的ではなく、物価を上昇させ失業率を下げ
雇用が増えれば企業は人手不足になり人件費が上っても
仕事をさせる方が企業が儲かる仕組みになるので
安倍政権一応国民を豊かにする政治を行なっているといえる。
しかし 続く・・・