紘一郎雑記帳

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オバマの経済政策は失敗する! 紘一郎雑記張

2014-05-16 03:19:03 | Weblog

オバマの経済政策は失敗する! 第2部
紘一郎雑記張

日高義樹氏講演録

ドイツは元々アメリカの高圧的な姿勢に反感を抱いている。

シュミット、ドイツの元首相は
世界を主導すると言うアメリカの態度に嫌悪感を持ち、
ウクライナ問題に関して、ドイツの代表週刊誌
「デル、シュビーゲル」に「オバマの経済政策は失敗する」と
明言し警戒している

ドイツのこういった反米的な態度の背景には「核」を持たない
欧州諸国を守るという基本的な戦略を履行しなかった事に
対する反発がある。

1991年当時のクリントン大統領の仲介で1900発の
ウクライナの”核”をロシアに返還した際
「今後はアメリカの核の傘にて安全保障を守る」と
約束したが、その約束を守れなかったのに、
アメリカと共に経済封鎖を実行せよ」
というのは筋違いと思っているのです。

欧州が、アメリカよりもロシアに近いのは”NATO”の事務総長に
「ノルウエー」の”イエンス・ストルテンベルク前首相”が
任命されたことに象徴的に示されている。
彼は欧州の石油大企業家でであるノルウエーのスタトイル、
ロシアのロスネフチ、フランスのトータルが、ロシアの
天然ガスと油田の開発を行う大規模な合同開発計画をまとめたり、
バレンツ海の石油利権をめぐるロシアとの紛争を
解決しプーチンとの仲は極めて良好なのである。

孤立するアメリカのオバマ

オバマは”ウクライナ侵略問題”で”ロシアプーチン」を
孤立させる、と叫んでいるが”欧州諸国”の反応を
見ると孤立そているのは”プーチン”ではなく
「アメリカ」の「オバマ大統領」なのである。