紘一郎雑記帳

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第2部 憲法を改正せよ!民主党で大丈夫ですか 中馬こうき氏講演より

2010-12-04 05:03:14 | Weblog

第2部  《憲法を改正せよ》!

【民主党政権で本当に大丈夫か?】

講師 中馬こうき氏「元・行政改革担当大臣」
   大阪府出身  9月9日講演
   北野高校ー東京大学 9期当選

多くの問題が時代の流れの中でついて行っていない
状況がありますが、その一つが憲法ですね

今の自衛隊は軍隊ではないのでしょうか
現在の憲法では自分の国を自分で守ることさえ
認められていないにですが、これはすぐには解決できません

私が「憲法改正」を言うのは「2院制」の問題です
昨年5月に国民投票法が公布され、2年後には
憲法改正が可能になります。

そこで今のうちに将来の「国にかたち」を真剣に考え
国権の最高機関である国会が旧態依然である事を
大変心配しています。

では、日本をどのような方向に変革・改革すれば
よいのでしょうか?

まず憲法ですね、戦後に制定されてから、
社会情勢や経済状況は大きく変化しているが
未だに一言一句、変わっていないのです。

自衛隊も今や世界有数の軍備をもつ軍隊です。
しかし、これは「軍隊でない」と言っています。

しかし「憲法改正」で言いたいことは「9条」と同時に
「二院政」についてです。

参議院は必要でしょうか?

かっての「緑風会」の様に「政党」の、しがらみなしに
議論して結論を出すのなら「二院制」の効果はあります。

しかし、今の参議院は完全に政党化され、比例までも導入し、
今は衆議院と形態は、変わらないのです。

現在、衆参両院あわせて「700人以上」の国会議員がいるが
この人数は必要ない思っています。

中選挙区論者の私としては「選挙区」をすべて「3人区」にして
「一院政」にして、国会議員を「500人」程度にするのが
一番良い方法と考えています。

しかしそれを実地するにも「憲法」が邪魔をします。

「憲法」を変えて「国会議員の制度改革をやろう」といっても
憲法改正は「60年間」なにも改善できないのです。

さらに官僚組織も変える必要があります。
国土交通省とか経済産業省とか産業ごとの
縦割り構造となっているのは、戦後の復興の為の
形態であり「護送船団」方式で日本の「産業」を
成長させてきたことは事実ですが、今でも
この方式が存在するのは、国民の為より管轄する産業を
守ることが重点で、国益とはズレが出ている。

この形態を壊さないと国民の為にならないのです。

自民党では「行政改革推進本部」はこの制度に
「横串し」を通す取組みも行い「消費者庁」も出来たのです。

あと必ず必要なのは「情報省」の設置だと思います。

そして「科学技術庁」も全ての省に、係わり合いがあり
「文部・科学省」は一体とすべきではありません。

明らかに「教育」と「科学」は別にして国として「力」を注ぐ分野です。

続きは「第3部」で・・・